昨日の続き(7月のことを書いています)。
今日はクロ隊長が、わざわざ豊橋まで足を伸ばしてくださると言う。
その理由は「i podの出張講師」。
目的は、「購入したi podを、スペインに戻っても自力で使えるよう」。
だからランチといえども、テーブルの上にはi podを置いて、である。
すごい。料理の皿の横に、i pod。
マラガでは、オウムが皿の横を歩いているというのに。
食後のお茶だって、テーブルの上にはi pod。
「wifiにつなぎましょう!」
このワイファイだって聞きなれないので変な感じだ。
なにしろスペインではwifiは「ウィフィ」と呼ばれる。かわいいー。
ま、それはおいといて、私の生活はわずか一週間で、料理の皿の横に置かれるものまで変わってしまった。
確かこうして4年前、私の生活に突然パソコンが現れ(ブログ開始のため)、3年前にはデジカメが現れ(ブログの写真入力のため)、2年前には携帯電話。そしていよいよ、i pod!なのである。
猿から人間に至る進化の図を見るようだ。
だいたいスペインに暮らしながら、15年間もパソコンなしで生活していたのだから、そんな「陸の孤島ライフスタイル」の私にとって、この4年の変化は「激動」と言ってもいい。いきなりの近代化(笑)。
だから器械本体はたとえすぐにスペインに対応できても、それを操る私のメンタリティの方がついていけないのである。
さて、クロ隊長の出張講座のおかげで、電源はつけられるようになった(笑)。パスワードを入れることも。
そこでスペインへ戻って、まず私がしたことは「電源アダプターを買う」こと。これだってクロ隊長に教えていただかなければ、考えも浮かばない。それがいったい何のためなのか。わからないまま購入する。
どうも最近、こういうことが多い。
さっそくマラガの駅ビルに入っている大型家電ショップ「mediammarkt」へ。その時になり、急に不安がじわじわと広がった。
「はて、スペイン語で、i podは何と言うのだろう」
ちなみにパソコンは、スペイン語では「オルデナドール」。
マウスは「ラトン」と、クラウドは「ヌベ」と、かなり異なる。
説明する自信がなかったので本体を持参。お店のお兄ちゃんにi podを差し出すと
「あ、アイ・ポッドね!」
って、同じじゃん。あーよかった。
さらに契約している電話会社へ行き、wifiの接続の仕方を教えてもらう。さっそくパスワードを入力。
いったいつから私の人生はパスワードだらけになってしまったのだろう。
やれやれ。しかしこれで起動するはず。
おぉおっ!起動しました。ありがとう~。思わず感謝。
使いこなすのはこれからですが、まずは電源も入り、wifiにもつながりました。クロ隊長、ここまでたどり着きました。
まずはご報告まで。今後ともよろしくご指導お願いいたします。
お姫さまのようなスリムでピンク色のボディ。 次のステップは、これで「ブログを毎日チェックすること!」と、クロ隊長のマニュアルに書かれていた。さていかに。