特急AVEでマドリッドへ

今日から始まる「マドリッドの旅」報告。五回連載でお届けします。

まずはマラガから特急AVEで一路マドリッドへ。約三時間の道のり。二十ユーロという格安チケットにもかかわらず、車内はすきすき。二人席を独り占め。ビールを飲んでくつろいでいると、さっそくハビ吉からメッセージが入る。アイフォーンは便利だな。
「マドリッドの駅に着いたら、まずセルカニア(近郊線)のチケット販売機へ行くように」
私はこの時まだ、いったいどこに今夜泊まるのか、住所さえ知らされていない状態。
「で、私はどこに行けばいいの?住所は?」
吹き出しはそれには答えず、自販機に着いたら特急のチケットの番号を入力し
「〇〇駅までのチケットを無料で求めるように!」
という指令だけが、送られてきた。

マドリッドのアトーチャ駅に到着したのが夜の十一時半。ハビ吉の指令通り、自販機でなんとか切符をゲット。今度は乗り場探し。なにしろ土地勘がないので、マドリッドのような複雑な乗り換え形態には、マラガっ子にはとてもついていけないのだ。
「これだな」
と、不安ながら乗った列車。が、いきなり反対方向。ホームはあっていたんだけど(涙)。慌てて引き返すが、ハビ吉の吹き出しは
「どこにいるの?〇〇駅で待ってるのに姿が見えないよ!」

こんな調子で始まったマドリッド。しかしなんとかハビ吉に会え、宿泊先へと向かうことに。これが歩く。二十分。今回の宿泊先はハビー&友人たちでシェアしているマンション。なので無料。お世話になります。

着いた夜は遅いので、もう寝るのかなと思ったら、大間違い。ハビ吉の手料理で十二時半から夕食がスタート。さすがスペイン。

cimg4515 翌日はバスク料理レストランでランチ。とはいえ、実は起きたのがお昼の十一時すぎ。お店に飛び込んだのが三時半すぎ。ぎりぎりセーフ。cimg4511 まずは赤ワインで乾杯。これからマドリッドの中心街に散策に行く予定。cimg4517 豆とモルシージャ(血のソーセージ)とポテトが絶妙な味わい。つきだしで「パエジャ」が出てきました。おいし。バスに乗っていざセントロへ!cimg4523 マドリッドの中心街は、クリスマスのイルミネーションに包まれていてそれはきれい!なのですが、ここでみなさんにお詫びをしなくては。
実はブログ用の写真は「デジカメで撮影&入力」しています。今回は「アイフォーンで撮影&facebook入力」の練習もかねていたので、右手にデジカメ、左手にアイフォーンで撮っているうち、わけがわからなくなり、気が付いたらデジカメ撮影をすっかり忘れていて・・・クリスマスイルミネーションの写真なし。すみません。cimg4520 休憩で入ったバル「Museo del jamon」。天井からハムがぶら下がってます。「カウンターでの立ち飲み生ビール」がここの名物。コップ一杯50センティモ。そう、二杯で一ユーロ!安っ。cimg4527 ハム類も安いので、おつまみにぴったり。お店の一角ではチーズも売ってます。牛のチーズ、ヤギのチーズ、熟成チーズ、青かびチーズ・・・いろいろあるので、ぜひお試しあれ。cimg4525 来年からは、ブログの写真も「アイフォーンおよびアイポッド撮影」に切り替わります。ということは当然「入力の仕方」も異なるわけで、クロ隊長にご指導いただかなくては。

cimg4526 「マドリッドは寒い」と覚悟して行ったのに「最高15度、最低8度」。
手袋&マフラーなしでも大丈夫。毛糸の帽子まで持って行ったのに。

今回のマドリッド滞在の目的は「観光」でなく「のんびり」する四日間。だから美術館もショッピングもなし。朝、目覚まし時計なしでのんびり起きて、テラスで朝食。そんな贅沢な時間を過ごしたいと思っています。さて、どうなりますことやら。

(明日につづく)