新作「コラージュアート」の制作は、日に日に展開を見せている。作っていると「机の上で考えたアイデア」からどんどん離れていくのがおもしろい。
「思いもよらないひらめきに勇敢に従い、一歩先もわからない道を歩く」
それが、創作プロセスの感覚。ひたすらひとりぼっちで歩く道。今日も8時間。ひたすらハサミを握り続けた。
が、これまでの私と違うところが1つある。坐骨神経痛(自己判断)で健康のありがたみを実感。「新しい自分の創作リズム」をスタートさせた。
「2時間以上は絶対に続けない」
私の場合、気がつくと3時間、5時間は平気でたっているので、この決意は革命的。で、2時間おきに何をするかというと
「ストレッチ」「ピアノを弾く」「ダンベル上げ」「サルサを踊る」「スクワット」「フラメンコを踊る」「歌う」・・・
何でもいい。要は肉体的アクティビティで、すぐに取りかかれ、10〜15分で完結するもの。
大事なポイントは、この休暇時間をスマホなどに使ってはいけない。体を動かす。のばす。呼吸する。力を入れる。力を抜く。
「目を使わない」
のも大切なポイント。創作って、ものすごい勢いで目を使う。
今日もオウムは出勤してきた。呼んでないけど。皆勤賞。コラージュのパーツを踏みつけながら、よろよろと歩き回る。
「それは、ママが命を注いで作っているものなのだ!」
一応、説明する。スペイン語で。私たちの会話は全てスペイン語なのだ。しつけは失敗したが、せめて
「写真を撮ることを思い出させてくれる」
写真係でよし。ということにしよう。