板アート・冬支度

【一日一作プロジェクト】「板アートのデザイン」を作った。今週から一気に冬へ突入と聞き、

「家中を冬支度」

まずは朝イチで、ホームセンターへ。オウムがストーブに触れないよう、ガードを購入。確かに柵のおかげで近寄れなくなった。が、赤ちゃんやワンコと違い、

「オウムは上から飛んで入る」

ことができる。うーん。バーベキューの網でも置いておくか。でも、その上に降りたら熱いだろうし。とりあえず消化中。さらに、

「エアコンの掃除&試運転」「床暖&カーペットを敷く」「灯油容器の準備」・・・

と作業は続く。ウッドデッキに干しておいたぽかぽかの「冬布団」を、両腕に抱え寝室へ。よろよろ運び込んでいると、さっそくココが飛んでくる。

「ぷぷぷっ」

マットの上で仁王立ち。いやそこ、めちゃじゃまなんだけど〜(写真)。「どいて〜」と、そっと足蹴りしようとして、

「あっ、まだリハビリ中だった」

ことを思い出す。こういう「とっさの行動」「突然の動き」が1番危ないらしい。そんなわけで、抱えていた布団を床におろし、

「落ち着いて行動しましょう」

人格矯正みたいになっとるやん(笑)。以前はお盆を持ったまま、軽く片足で引き戸を開けて料理を運ぶこともできたのに。なんちゅー。

「しつけ」「マナー」「教育」方面から、ももきみどりを矯正することは難しい。が。「身体的条件」「肉体的能力の一時低下」により、思いがけず、

「優雅で落ち着いた上品なふるまい」

を体得している。人生は不思議だな。さて。先日の職人さんの「きちっとおさめる」作業ぶりに影響を受け、余った板に鉛筆でさらさらとデザイン。

「素材が変わると、心の置き方も変わる」

すっと背筋が伸びるような。木に触れる、木を扱う、って神聖な行為なのだ。触れているだけで、木から命が伝わってくる。感謝の気持ちが湧いてくる。今期は木材アートにも挑戦。

「おつかれさーん」「冬支度も無事完了したね」

夜は3人、鍋を囲んでワインで乾杯。熱々がおいしい〜。ココにとっては初めての日本の冬。うまく順応できるといいな。いよいよ鍋やシチューの季節。次回はセロリを買ってこよう。

季節の変わり目、みなさまお身体を大切に。暖かくしてすてきな1日を。

~音楽と絵の工房~地中海アトリエ・風羽音(ふわリん)南スペインだより