【一日一作プロジェクト】「誰もが生還者」を作った。朝から作業場の大整理。9月初旬から、
「肉離れ→3メートルの大画を完成→スペインへ飛んで行く」
という荒技で、作業場は嵐が去った後のよう(汗)。まずは整理しないと〜。来週から制作再スタートなのだ。「完了する」ことをようやく学んでいる私は(←56歳で)重い腰をついに上げた。
「寒くなる前に!」
一気にモチベーションアップ(笑)。寒いのが苦手で〜。うちのような古い日本家屋は、暖房の入らない廊下はど寒い。そうなってから、
「板や箱、作品やキャンバス、残りクズやゴミを移動するのは苦行」
なので、冬が〜来る前に〜(←歌ってる)。こういった1日がかりの作業の際、私の気分をゆったりすっきり上げてくれるのが、
「マテ茶」
これをちゅーちゅーやりながら。頭も体もシャキッ。作業がはかどる〜。なんとか6時間ほどかけて、大整理が無事完了。エアコンの掃除も終わり、
「ぽっかりとスペースが!」
おぉお〜。わらわらと創作意欲とアイデアが。危険(笑)。新しいことを始める前に、やりかけたことを完了させよう(←これを思い出せるだけ進歩)。1階へ降りていくと、父がおやつを食べていた。
「生クリームをよこせ」
と訴えるココ。私たちが食べている物に、片っ端らから興味を示す。味わえればとりあえず満足らしく、この間など父の「きゅうりの酢の物」を食べて満足していた。酸っぱくないんか〜?
「興味、好奇心、刺激」
は人生の必要。そこに行動や学びが。失敗も含めて。絶対にダメなこと以外「やらせてあげよう」がきみどり家の方針。思えば、私ものびのび育ててもらったなぁ。両親と学校の先生いわく、
「毎日叱っていた」
らしいけど(笑)。さて、本日の作品。どこかで見た色彩だなぁと思ったら、先日買った毛糸の色調と同じ(写真)。どうも絵の具感覚で、小物や衣類を選んでしまうらしい。
「誰もが生還者」
喜びと悲しみ。希望と絶望。光と闇。どちらも私たちの心の中に。ふたつでひとつ。どんなに光り輝いて見える人にも、闇がある。私たちは誰もが生還者。闇からの、絶望からの。
いよいよ今週から冬の気配が。季節の変わり目、みなさまお身体に気をつけて。すてきな1週間を。