今日は久々に
私の大好きな
プエルトリコのピアニスト
パポ・ルッカ師匠の
ことを書こう。
なにしろ4月10日は
師匠のお誕生日。
本当は直接伝えたい
けれど仕方ない。
来年こそ!
その前に
最近、私はピアノを
うれしい気持ちで
弾くようになったことを
みなさまに
ご報告しなくては。
クロ隊長に
「ももちゃんの絵は
音楽でできている」
と言われてから
つきものが落ちたように
ピアノに向かうようなった。
実に半年ぶり。
ピアノレッスンでは
弾くけれど
一人でいる時には
「ピアノ室」へまず
入らなかった。
いや、入れなかった。
強烈なエネルギーに
押しつぶされそうで。
また、あまりに空っぽで。
正反対みたいだけど
満と空は
同じなのだ。
どちらの側から
眺めるか、だけで。
半年ぶりに
私はピアノの前に
座る。
ピアノを弾いて
楽しいと、思う。
こんな自分に戻れるなんて
想像もしていなかった。
前はレッスンが終わると
逃げるように
ピアノ室から
出ていたのに。
クロ隊長にしたら
「何気ない一言」
だったかもしれない。
が、私にとっては
「自分を知る」
大切な一歩だった。
そして再び
「音楽とよりを戻す」
ために
なくてはならない
一歩だった。
今は、ピアノを
もう一度弾きたい、と思う。
「食っていく」ためでなく
自分が幸せになるから。
弾いていて心から
楽しいと思うから。
で、パポ・ルッカなのである。
彼の「ラテンジャズピアノ」は
私の体温を
いきなり一度くらい
ぐぐっと上げる。
だから寒い冬はとてもいい(笑)
熱風テラルがきたら
ちょっと聴けないかも・・・
さて、ここのところ
夢中で聴いていたのが
「Algo Facil(アルゴ・ファシル)」
という曲。
you tubeに
「Sonora Ponceña Algo Facil」
と入れれば出てくるので
お時間がありましたら
ぜひ聴いてみてください。
彼の率いるサルサ楽団
「Sonora Ponceña(ソノラ・ポンセーニャ)」は
日本ではもちろん
スペインでさえ
ほとんど知られていない。
どうしてだろう。
同じスペイン語なのに。
キューバ人ピアニストの・ベボ・バルデス
アルゼンチン人ピアニストの
ホセ・コランジェロには
マラガで会えたのだ。
コンサート会場ではあるが。
でも「ソノラ・ポンセーニャ」が
マラガに来る予定は
この先もなさそうだ。
はぁあ~。
うちでは毎日
「ソノラ・ポンセーニャ」の
サルサを聴きながら
歌ったり、踊ったり、
料理したり、掃除をしたり。
うちのオウムも踊ってます
マエストロ(師匠)!
オウムの踊ってる映像を
送ろうかなぁ。
「私たち二人ともこんなに
師匠の音楽が好きなんです!」
って。
この「Algo Facil」という曲は
毎日、30回も50回も
聴いていたので
もうほとんど弾けます(笑)
聴きとれないところは
その小節だけ何回も聴いて
採譜して・・・
最初のテーマのピノ部分は
比較的、簡単に弾けますが
最初の問題は
1分20秒くらいから始まる
トランペットのパート。
これまではべラに弾いてもらっていたけど
今は一人なので、自分で弾く。
さらに2分10秒くらいから始まる
パポ・ルッカのピアノソロは
もう息たえだえで、弾いている。
かっこいー。
パーカッションがないので
「カカ・クク」
「カカ・ココ」
などと音をまねて歌いながら。
たぶん90パーセントは
今、弾けると思う。
そして3分あたりから
再び始まるトランペット。
これも、弾くしかないであろう。
一人なんだから。
もう、忙しいのなんの。
はぁはぁ言いながら
弾いている。
だからすぐ汗びっしょり。
あぁあ、ピアノレッスンを
どうしてもとってみたい。
今年はまず
経済的自立が目標だけど
なんとか来年あたり
プエルト・リコに
行けないかなぁ。
そしてパポ・ルッカ師匠の
ピアノのレッスンを
絶対にとりたいと思う。
って、してもらえるかどうかも
わからないけど(笑)
プエルト・リコは
スペイン語だもん
全力で訴えられるっ!
誰かいっしょに
行ってくれないかなぁ。