今日は、父の誕生日。ベラの提案で、外食はやめ、うちで「パエジャ」を作ることに。
(去年の12月のことを書いています)
エビ、あさり、イカ、赤ピーマン、にんにく、玉ねぎなどで作る、自家製パエジャ。
買い物の途中、スペインの赤ワインを発見し、さっそく購入。
「sangre de toro
(サングレ・デ・トロ)」
闘牛の血、という意味。
スペインではとてもポピュラーな日常用ワインなので、みなさんも機会があったらぜひ試してみてください。
デザートは「リンゴとプルーン、ほしぶどうのワイン&はちみつ煮」。
これも、いつも私たちが食べているもの。
ヨーグルトにかけていただきまーす!
父の誕生日祝いなのに、食後はなぜか、ベラがマッサージを受けている。
ベラ用に、母が縫い直した靴下を、再びチェック。
「ここを縫い直した方がいいかねぇ」
「お世話になります」
これでは、誰の誕生日かわからない。
ニッポンでは、至れり尽くせりのベラ。スペインに帰るや
「ここでは、僕はほったらかし」
などと言い出す始末。
まったく。
これまで、私たちはお互い
「マイペース&放任主義ライフ」であった。
一言で表現するなら
「やりたければ、やれば」である。
それが、ニッポンで
「大切にされる」ことをベラが知ってしまったので
実は少々、困っているのである。