「盗難事件」で、誕生日祝いどころではなかった二月。
三月に入り、やっと時間的・精神的・肉体的・経済的に落ち着て来た。
毎日のペースに戻れる。自分のペースで生活できるとは、なんて幸せなことなのだろう。
「今日は、〇〇のオフィスへ!」
「△△の書類を作らねば」
「どこそこへ受け取りに」
などという毎日を送っていたので、それから解放されただけで
ただただ幸せ。感謝の気持ちでいっぱいになってくる。
つらいことにあうと人間、幸せのハードルがぐっと低くなるのだ。というか、
「生きていてどこも痛くなく、ごはんが食べられ家の中にいられ、襲われることも追いかけられることもない」
これはもう、超幸せなことなのだ。ふだんはつい
「そんなのあたりまえじゃん」
と思ってしまうが。
今の私は家に戻るたび、鍵穴にキーを差し込むたび
「あぁあ、自分の家に入れるなんて」
と、新たな感激を味わっている。
アイフォーンが「ピン」とメッセージの着信音を告げるたび
「おぉ、私のアイフォーンが」
と、愛おしくなってくる。
とはいえ、続けていたセビジャーナス教室も、映画も食事会もすべてをキャンセル。さらにメール他のパスワードやカードの番号を変えたりと、細かい復旧作業は果てしなく続く。
何事も一度断ち切られると、復旧に多大なエネルギーがかかるということを、身を持って教えられた二月。ものすごい誕生日プレゼントであった。
さて、三月に入り、一か月遅れで「女子会&誕生日会」。この日は「男子禁制」だったので、ものすごい催しが盛りだくさん。ちょっとブログには書けないようなイベント&セミナーもあり(笑)。
この日の会場はうちだったので、朝から掃除&料理に大忙し。1時から5時まで、久々に笑って過ごした週末。女子パワーって、ほんとすごいな。
いつもあなたたちの笑顔と体温と、会うたびに力強い抱擁と、ほっぺたにキスをもらいながら生活する、そのすばらしさ。
これが習慣となって20年以上。これで突然、一週間抱きしめてもらえなかったら、パニックになるかも(笑)。
Chicas, Muchas gracias. Os quiero mucho. besos