写真処分のお手伝い

最近、空いた時間を見つけては
「20年分の写真を大整理」
している。ということを書いたが、今日はその続編。

「恐るべしオウムの観察力および行動」
について紹介します。いったい、オウムと写真とどんな関係が。

それが、大あり。写真をご覧ください(一~三枚目)。何も生物学的に検証しなくても一目瞭然。

台所に入ったとたん、この光景が(呆然)。ま、写真の山を台所に置いておいた私も悪いのですが。まさか、写真の山を襲うなんて。

ここのところ5分、10分と時間があくと、ひたすら写真整理。
「保存か処分か」を瞬時に決め、保存分は箱に。

処分するものは
「プライバシー上、顔の部分はやぶいてゴミ箱へ」
という行為を、ひたすら繰り返していた。

それをそばで、じっと見ていたオウム。恐るべし観察力。それをまねて、食いちぎろうとしたのであろう。

惨事発見時、床にはおびただしい量の「写真」にまじって「しゃもじ、ふきん、落花生のカラ」なども落ちていた。

つまり、ここでは「ひとり宴会」が行われていたのだ。

だいたい一日の終わりの、一番疲れている時にこういう場面に遭遭遇するのは、かなりの心理的ショック。および疲労感。

叱ろうかとも思っが
「私の姿をまねたんだよなぁ」
と思えば、問題は親の自分にあるのでは、と思えてくる。

だいたい、この光景を発見した瞬間
「ぷぷっ、ぐぐー、ひゅいっ」
と、本人は大満足の表情だったのだ。私にしたら

「ゴミおよび仕事を増やす」
以外のなにものでもなかったが、きっとオウムにしたら
「大処分を手伝った」
的満足感。で、満ち満ちていたのだろう。

カメラをじっと見つめ、ほめられて当然的な態度。あぁあ。ものすごい行き違い。

お腹がすいて台所に来るたび、何かを発見する今日この頃。それも「惨事」。めまいがしそうになりながらも、まずは写真撮影。してしまうところが、またいけないんだろうな(笑)。

「グラシアス」
と言いながら、とりあえず床にしゃがんで写真を拾い集める。その時、とんでもないことに気づいた。

「これ、だめじゃん・・・」
写真の山は、二つあった。

「仕分け済み処理分」と「これから仕分けするもの」と。

もちろん、オウムが突撃したのは、後者であった。すごい。よりによって。わかっているとしか思えない。

「人間の心を読み、状況を察知する」
「その上で行動を起こし、偶然を装って惨事を引き起こす」
というその能力も、高く評価したい。



Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

「写真処分のお手伝い」への2件のフィードバック

  1. みてみて! って顔してますね!本当になんか満足そうにみえます!

  2. 本当に困っています。叱っても聞かないし。必殺技は「霧吹きでシュッ」。これが大嫌いで逃げます(笑)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です