スペインでは、オーブン料理が盛んです。
オーブン料理のことを、「アル・オルノ」と言います。
オーブン料理のいいところは肉や魚が
「ジューシーに仕上がる」こと。
煮汁が逃げないので、味や香りがぎゅっと詰まっています。
うちでもよくオーブン料理をしますが
理由はもっぱら「時間節約」のため。
下味をつけた肉の塊を、野菜といっしょにつっこんでおけば
そのあいだ、仕事が続けられますからね。
こんがり表面がきつね色になる頃、
キッチンからは、いい香りが~。
ああ、オルノ(オーブン)よ、ありがとう。
さて、写真の料理は友人宅で撮りました。
オーブン皿の上に、まず
じゃが芋、たまねぎ、トマトの輪切りを置き、
さらにサーモンの開きの塊を、どん!と置く。
以上。
味付けはシンプルに、塩こしょう、オリーブオイル。
そしてポイントは、サーモンの上にかけられた緑色の葉っぱ!
いったい、これはなんでしょう。
この料理の最大のポイントは、この葉っぱにあるのです。
サーモンをおいしくする独特の香りをもつこのハーブは
スペイン語で「エネルド」といいます。
日本語では、なんと言うのかなぁ。
20年くらい前、スウェーデンに行ったとき
わたしは初めてこの「葉っぱ」に会いました。
やっぱり、サーモンの上にかけられていて
「ディール」と、呼ばれていました。
サーモンと相性のいいこのハーブ、
みなさんもぜひ、試してみてください。
エネルドは日本でイノンドというらしい。
http://bit.ly/1427NhW
私、魚が好きなので、これ、食べてみたい。
いのんど、って言うのですか。初めて聞きました。
名前はともかく、魚料理にぴったりですよ~。
ぜひ、感想を聞かせてくださいね。
それから遅くなりましたが、クロ隊長、
いつも料理写真のスキャニング、ありがとうございます。
写真のスキャニングはまとめてぱぱっとやってそれぞれにアップしましたー。なので、今回はテキストが先にでちゃって、おっと・・・ということもありませーん。
おみごとっ!
って、今気づいたけど、スペイン語で「ブラボー!」ですね。
クロ隊長、ブラボー!