スペインの「旅の楽しみ方」企画、再開です。
今日のテーマは「ラ・ポサーダに泊まる」。
スペイン中にある宿泊施設ですが
ホテルに比べ、ずっと小規模で、たいてい田舎にあります。
そして、ラ・ポサーダの何よりの魅力は
「田舎の家屋」風の外観と、家庭的なサービス!
たいてい家族や仲間で経営しており、全10~20室で
細やかな心づかいが、感じられます。
まるで、友達の家に遊びに来たよう。
写真のポサーダは、北スペインのものですが
レンタカーを借りて、田舎道を行くこと1時間。
山の中腹に、ぽつん、とありました。
ほんとにぽつん、って。
だから、周りにはレストラン一軒、お店一軒ありません。
でも、だいじょうぶ!
ポサーダの魅力のひとつは、腕によりをかけた「地元の手料理」。
メニューの数は少なくとも、
その季節の、その土地の手料理が食べられるので
とっても人気があります。
わたしたちが泊まった日、
40代~60代と思われるカップルや家族連れが
4組ほど宿泊し、レストランで食事をしていました。
「どちらからですか?」
と、食後酒をやりながら、自然と会話になるのも
こんな、ラ・ポサーダの家族的な雰囲気のなせるわざでしょう。
スペインを回るなら、機能的なホテルもいいですが
田舎に行ったらぜひ、ラ・ポサーダを加えてほしいと思います。
ラ・ポサーダって、日本だとペンションみたいな感じなのかな?
日本のペンションだと、ちょっと新しすぎ、こぎれいすぎですかね。
それに、現代的すぎるかも。
ラ・ポサーダは、
「昔ながらの家屋」をリフォームしているものが多く
ひいきにしている客層も、中高年が多いです。
どちらかといえば「民宿」の方が、似てますかね。
昔ながらのたたずまいの。
岐阜県の山奥にありそうな。
あっ、別に岐阜県が田舎とか、そういうことでは・・・