「春の発表会」も無事終了!みなさん、本当におつかれさまでした。子供たちがんばってくれました。ありがとう~。発表会の様子はまた後日、改めて紹介させていただきます。
さて、土日が発表会がらみで稼働日だったので、月曜日はお休み。なんとかここでひと息、整えねば。
まだ病み上がりで咳と痰が続き、発表会でも司会をするのに
「はぁはぁ」
と息まで上がる状態。
きっと呼吸が浅いんだろうなぁ。いつもは完全腹式呼吸なので、大声で長いフレーズが楽々出てくるのに
「ぼそぼそ、ぼそっ」
みたいな。のどは乾いてからむし、水ばかり飲んで。
「春の発表会」が終わると、教室の方は一区切り。肩の荷も下りほっとひと息。
とはいえ、「発表会の会場」を再び「アトリエ」に戻すため、月曜日は朝からイスやら画材やらの大移動。
これから一気に
「VegamoR(ベガモール)の制作活動」
に入る。心も体も頭も、完全に切り替わる。
おもしろいと思うのは、たった二日前まで
「発表会のことで100%」
だった心と体と頭が、一日を境に
「VegamoR(ベガモール)制作100%」
になるところ。
これすべて
「一つのことしかできない」
「一つのことで心はいっぱい」
という、私のプログラムによるもの。
まずは、DM用のビジュアルを作ねば!これが最優先。きっと日本ではクロ隊長が
「いったいいつになるんだろう」
と、小首をかしげていらっしゃるはず。
せっかくなので今日は、今期の「もも衣」の写真を紹介します。「VegamoR(ベガモール)」の主人公ベガ(織姫)がいっぱい。なにしろ地中海的ラテン気質なので天真爛漫。
機織りもまるでダメ。ちょっと抜けてます(笑)。って書きながら思い出した。
「アイロンをかけるのがいや」
で、アイロン台を捨ててしまったこと。
「いやならしなければいいのに」
と、あきれるベラに
「私の人生からアイロンを捨てるって決めた」
と答えたら
「わかった。でもアイロンは捨てないで。僕がかけるから」
と、私の手からアイロンをそっと奪い取ったのだった。
そんなベラは、日本でうちの母が用意した
「ピシッと完璧にアイロンがけされた自分の演奏用シャツ」
を見た時、言葉も出ないほど感動していた。
いつも自分でやっていたので、なんとなくよれよれなのだ。それでも「やってあげたい」と思わないのが、私の問題点なのであろう。
そうしてアイロンがけしなくなって、20年がたつ。
うちにあるアイロンが、衣類ペイントの最後の行程である
「絵の具の接着」
道具としてだけ使われている、という事実を知る人は少ない。