「ベガモール」もも衣コレクション2018。今日は「天の川シリーズ」を紹介します。
今回の展示会は7月7日スタート。そう、七夕!だからペイントのテーマも「ベガ(織姫)のアモール(愛)」。
それで、明けても暮れても、天真爛漫なラテン気質のベガ(織姫)を描いていたんだけど、ある日突然
「別のスタイルも描きたいなぁ」
こうなると、筆が止まる。何かシンプルで、七夕に関するものがいい。
そうして生まれたのがこの「天の川シリーズ」。織姫と彦星を隔てる「天の川」がモチーフ。思い切ってパールホワイト一色で描いてみました。
とはいえ、濃淡があるので、かなり立体感があります。シルバーに輝く星々を、夜空(黒いワンピース)に浮かべてみました。
これまでの、もも的・極彩色の色づかいとは一変。思いがけず新しいスタイルが誕生しました。
その後、同じ「天の川シリーズ」で、青~パープル系でペイントしてみました。これがなかなかよい感じ。
ぜひ、みなさんに着てほしい!と思いなんと
「S、M、Lと3サイズ」
あります(笑)。
もう採算は取れないと思う。キャンバス代わりとなる服代もさることながら、これだけ絵の具を重ねて使うと、3着ペイントするごとに、1ボトルが飛んで行く。
でも「自らの情熱に従って生きる」と、20年以上前に決めたのだから、とことん行くのみ。オーレ!
だいたい「最低10着」の約束で描き始め、気が付いたら今もう「40着」。ふつうはとめるよなぁ。途中で。私の場合、どんどん加速していく。
「そろそろ額を頼もうと思うのですが・・・」
と、クロ隊長からご連絡をいただいても、その時点でキャンバス画は一枚も描いていない。もちろん木皿画も。
だから「展示作品リスト」も、今この時点でまったくわかっていない。
ひたすら、衣ペイント。気分は100本ノック。力尽きるまで。描いて描いて描きまくるのみ。
「最初の展示予定から、どんどん内容がかけ離れていく」
ことに、先日気づかせてくださったのはクロ隊長。
展示作品のバランス、全体を見る、そもそもの展示概要など、すっかりどこかに飛んでしまった。恐れ入ります。
こうして私がスペインで、連日猛ダッシュでペイントしている間にも、日本ではクロ隊長がいろいろと動いてくださっています。
今回は、別件でクロ隊長は展示会にはおみえになりませんが、ピンチヒッターとして「千夏さん」が登場!
お茶目で元気な名古屋っ娘の千夏さん。着物姿がとてもよく似合います。いつか着物ペイントもしてみたいな。どうぞよろしくご指導お願いいたします。
アートとお茶とおしゃべりと。みなさまのお越しを、お待ちしております。