今日、紹介するのはタンゴの名曲「タンゲーラ」です。
タンゴは本来「バンドネオン」という楽器が中心となって
オーケストラやクワルテットが編成されるので
わたしたちのように、バイオリンとピアノだけだと
かなり必死に弾かないと、タンゴの重厚さは出ません。
そうすると、どうしても「ピアノ」に比重がかかり、
タンゴだけ３０分も弾いていると
「ちょっと、ボッサかJAZZ弾かせて～」
となってきます。
リズムの刻みも「切り込む」ように強烈なので
とてもじゃありませんが、マラガの４０度の熱風の中、
干からびながら弾く音楽ではありません。
それにタンゴを弾くと、知らぬ間に
「眉間にしわが寄って」おり、そんなときにお客さんから
「写真撮っていいですか」
と尋ねられると、
「はい」とは口では言いつつ、不機嫌そうな表情で
「旅の思い出」のアルバムにのることになります。
さて、２０１３年用の新しい「演奏プログラム」を
今、カンヅメ状態で作っています。
その中に、２～３曲タンゴを加える予定ですが
「古典タンゴの名曲と、アストル・ピアソラを入れたい～」
と、べラがぶつぶつ言いながら選曲中。
新しい「２０１３年プログラム」が決まり次第
また「新企画」をたてて、お知らせします♪
