今日は「船上お誕生日会」の話。べルギーからマラガに遊びに来てくれた友人あきさんから
「ボートを借りたのでよかったら」とのメッセージ。その時私がイメージしたのは「湖の上、手漕ぎ、二人乗り」であった。
「あきさん、ちゃんとボート漕げるの?アイスクーラーに入れてビールでも持ってく?」
しばらくして届いたあきさんの返事は、私の方向がまったくずれていることをやんわりと教えてくれた。
「ちゃんと操縦してくれるキャプテンがついてくれます。冷たいビールも。シャンパンなども用意してます」
数秒かかったが、それは「ボート」ではない。ということが、おぼろげながらわかった。
少なくとも私の想像しているボートとはちがう。気がする。で、よくわからないまま港へ。
「あれです、僕たちが乗るの」「うそっ。これってクルージング?ヨットって言うんじゃないの!」
デッキも広々。もちろん下にはキッチン、テーブル、トイレ、すべて完備。
この日、あきさんの「船上お誕生日会」のメンバーは、ベルギーからやってきたスペイン人で建築家のファン。サンフランシスコからやってきたアメリカ人ドクターのハービー(私はパブロと呼ぶ)。
そして、こんな豪華な地中海クルーズを企画してくれたあきさんと私。に、キャプテンのホルヘ。計5名。
みなさんとても紳士。エレガンスでおもしろくかっこよくて。会話はスペイン語、英語、日本語が入り混じる。
グラナダ県の港から出港。沖へとゆったり船は進む。潮風が気持ちいい〜。穏やかな地中海は、ほとんど揺れがなく快適そのもの。
最初はおしゃべりに花が咲く。それからしばし海を眺め、光を浴び、風を感じ、みんな無言になる。
海と空。風と光。無と満が同時に私たちを包む。陸から遠ざかると、なんだか未知の世界にぽんと放り出されたような不安感と自由感に包まれる。
まずはシャンパンで乾杯!あきさん、お誕生日おめでとう。こんなすてきなお祝い会に誘ってくれて本当にありがとう。
キャプテンが船を沖で停泊させると、あきさんとファンが海に飛び込む。私は写真&ビデオ係。二人とも気持ちよさそう〜。波がほとんどない地中海では安心して泳げる〜。
この日は私はシャツ&短パンで参加。ボートって言うから。ほら、ちゃんと働けるように(笑)スクール水着みたい。ヨットって言ってよ。
さて海水浴の後は、しばしおしゃべり。夕日に照らされながらビール。なんかもうデカダンス的地中海バカンスの一日。
これでまた免疫力が上がって、寿命が延びたはず。あきさん、ファン、ハービー、ホルヘ。こんなすばらしい1日を本当にありがとう!
Muchas gracias por invitarme a esta gran fiesta y por compartir vuestro tiempo conmigo. Ha sido un día inolvidable. Besos
すんばらしい~~、そりゃあ免疫力上がりますね!!
私は船酔いするので無理ですが~
私も船酔いします。が、穏やかな地中海だったからこそ!の笑顔。
荒波だったらシャンパンどころじゃないですね。