1. 湿気王国日本へ上陸

7月に日本帰国した時の話を、まだブログに何も書いていない。ので、ダイジェスト版でご報告させて頂きます。

さて、マラガ空港を出発するとまずこんな景色が。地中海のビーチがず〜っと果てしなく続く(1枚目)これぞマラガ。オーレ!

やがて内陸部へ。南スペインは乾燥しているので岩山が多く、所々に白い家々が点在しているのが見えます(2枚目)。

やがてフランス、ベルギー、デンマーク、などを通過してフィンランドへ。

マラガからヘルシンキまで4時間半。ヘルシンキで1時間半待ち。そして名古屋まで9時間ちょっと。

効率がよく値段も手頃。ここ数年はいつもフィンランド航空を利用しています。マラガへお越しの際はぜひフィンエアーを。超おススメです。

さて、ヘルシンキからは毎度お楽しみの「映画タイム」。決まって4本鑑賞。で食事を2回。で、もう日本。ふだんテレビのない生活をしているので

「座って画面を見る」

だけでものすごい贅沢気分。さらにワインをちびちびやりながらなんて。心はファーストクラス。

毎回、飛行機の中では最新映画をまとめて見ている。行きに4本。帰りに4本。計8本。気分はひとり「映画祭」。

で、気がついた。「メイズ・ランナー」。1本目も2本目も、日本行きの飛行機の中で見たのだった。そして信じられないことに、今回3本目(完結編)まで見てしまった。

機内映画で知る日本帰国の歴史。みたいな。ちょっと感動。それくらい俳優たちも歳を重ねていた。最初の頃はみんな子供だったのに。

さて、無事日本へ到着。飛行機から一歩外へ出た瞬間。というか飛行機に取り付けられた「仮設通路」の中で、「それ」はすでに始まっていた。

私はすぐに「異常」を感じ取ったが、周りを見るとみなさん平然として歩いている。つまり日本では「日常」なのだろう。

湿気。

それもものすごい。空気が重く呼吸困難になりそうな。湿度の低いスペインから来ると、その差は30〜50パーセントくらいある。

一気に髪の毛も「クルクル〜」っと丸まり、顔から汗が吹き出してくる。さらに。名鉄に乗ろうと空港から続く長い通路に踏み出したとたん。

うそ。冷房もないの?「もう絶対だめ」的な暑さ&湿度。あぁ、名鉄の駅が遠い。何かするたびに「だらだら」と汗が滴り落ちる。

不思議なのは周りを見回しても、日本人のみなさんは汗をかいていない。もしくは涼しい顔をしていることである。少なくとも困惑、混乱はしていない。

はたしてこれから3週間、私は日本の気候に耐えられるのか。

日本上陸初日に感じたこの「だめ感」は、それから襲いかかる「超猛暑異常気象&連日夏バテ」のプロローグにしか過ぎなかった。

(明日に続く)

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

「1. 湿気王国日本へ上陸」への2件のフィードバック

  1. 日本の皆さん、暑さに強いですよね!
    以前4月に横浜に降り立った時、電車の中で誰もが上着を着て平然としているのに驚き(私たちはTシャツ一枚)、冬の電車の中でもものすごい暖房なのにみんな分厚いコートを着て平然と・・・。私は電車に乗ると即上着を脱いでました。

    来年は夏の帰国を考えているのですが、挫折しそう。

    私も50代の頃は機内映画祭でしたが、今は老眼であの近い距離で画面を見るのが辛くてダメ。もっぱら音楽聴くか寝てるか。

    フィンエアー、そうでしたね!マラガ発着なんでしたね。いいかも。
    たいていはマドリッドかバルセロナですもんね。
    ニュージーランドからヨーロッパはとても高いので、日本に行ってる時にスペインに行けたら、と思ってます。

  2. そのとおり!日本人の暑さに「平然」。は目を見はるものがあります。その様子を撮るだけで番組ができそう(スペインで)。

    あれだけ暑くて湿気があるのに、誰も「騒ぎ立てて」いない。平然。平常心。さすが「サムライの末裔」。がやっぱ番組のテロップかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です