無事に日本へ上陸。できたのはよかったが、あまりの暑さ&湿気でいきなり夏バテ。まずは父と回転寿司へ。生き返る〜。
マグロ、はまち、鯛、アジ、サーモン、アナゴ、エビ、鉄火巻・・・夢のようなラインナップ。スペインなら軽く4倍はする。ので実に6ヶ月ぶりのお寿司。
「日本へかえったら食べたいもの」は山のようにあったが、あまりの暑さ&湿気で気がつけば「うどん」ばかり。
カレーうどん、肉うどん、山かけ、ちゃんぽん・・・家でも納豆に枝豆、めがぶなどが基本食。
だいたい朝起きて、汗が顔から吹き出して「化粧ができない」なんてこと、マラガではありえない。
暑くても湿度は70パーセント(平均50パーセントくらいか)。マドリッドなど内陸では10-30パーセント。スペインは「干からび砂漠系」暑さなのだ。
乾燥には慣れているが、湿度にはめっぽう弱い。すぐにくじけてしまう。そんな中、日本到着翌日からさっそく実家の大整理をスタート。
今回のテーマは「いらない家具」を大処分。なので、棚、箱、引き出し、ボックスなどを徹底的に廃棄。
さらに「壺や掛け軸」などの、装飾品にも手をかける。おののく父をも巻き込んで「大処分の嵐」が、きみどり家を吹き荒れる。
布団、古着、座布団、お土産、本、アルバム・・・などいろいろな物が、廃棄する「家具」の中から現れる。ので、こちらも合わせて処分。
あっという間に、駐車場が「ゴミ」でいっぱいになってしまった。
「なぜ耳かきが40本もあるのか」
「なぜタオルが200本もあるのか」
改めて、実家が「タオル御殿」であることを知る。せっかく母がせっせとため込んでくれたのだから
「じゃんじゃん使う」ことにする。そして新品の景品は全て「一品寄付」に。そうして3日目、押入れの中がやっとカラになった。
気持ちいい。もちろんこれから私の画材や習作や文房具などで再び埋まるのだろうが
「何が入っていたのかわからない」怪しさや不明瞭さからは解放された。やれやれ。そして翌日からいよいよ名古屋へ。
7月7日にスタートする展示会「ベガモール」。その準備が、夏バテと大量発汗&うどん食で1キロ痩せた私を待っていた。
(明日に続く)