豊橋ですること。といえばまず、年間恒例行事となっている「美容院」。ふだんマラガでは自分でカットしているので、美容院は年に2回行くだけ。
自分でカットし始めて、はや10年以上。きっかけはもちろん「お金がなくて」(笑)ピアニストとして生活するのはスペインでも難しい。さらに絵描きではもっと難しい。
お世話になっている豊橋の美容院「いなよし」さん。とても丁寧に扱ってくれて気持ちいい〜。ただ座っていればいいだなんて、もうお姫様のよう。シャンプーでも気分はもうスパ。
途中で出される紅茶は、こんな素敵な器で。聞けば旦那様が稲吉オサムさんという陶芸家で、すべてその作品なのだとか。すばらしい〜。
さて、豊橋といえば、幼なじみの友達みさのちゃんとの食事会。これも恒例。旦那様のようちゃんは自動車修理工場を持っていて、いつも父の車を直してくれる。
この日は、みさのちゃん宅で夕食。犬のげんちゃんとも久しぶりにお散歩。みんな元気で何より。笑っていられるのが一番。楽しいひと時をありがとう!
そして。実家ではアイスを食べながら、写真の大整理。物の整理&処分も恒例のアクティビティ。思いがけない写真に出会うたび、しばし大盛り上がり。
「見てみてこれ〜!覚えてる?」
「お母さん、きれいだったんだねー」
目標は、家の物を10分の1にする。なので、突然写真も10分の1にしなくてはならない。
こうして整理をするから、もう一度目にしてよみがえる思いがある。整理は手放すことではある。が、
「思い出を、物から心に植え替える作業」
でもある。それを、父と二人でするのだから楽しくないわけがない。
「ももが帰ってくると、急にゴミが増えるね」
母が育てていたアロエは、父が引き継いで世話している。すっかり大きくなって、玄関の前にどしっと居座っている。
人はいなくなっても、物や植物は残る。だから私自身50歳になって、大きな決断とリセットの最中にいる。
「物から行動へ。行動がすべて」
いよいよ日本滞在記、明日で最終回。やれやれ。もう10月になってしまった。ここは、マラガ的格言でしめよう。
「できる時が、やる時!」(自作)
私もここ12年来自分でカットしています。
日本に行った時たま~に美容院に行くので3年に一度というところでしょうか。
元ピアニストで今絵描きさんだけど、本業?はピアノ(&アート&日本語)の先生ではありませんか?
50歳でリセットかぁ~、いいですね。
私も50歳になった時「人生の半分終わっちゃった!」と思いましたが、実は半分以上でした(半分だったら100歳まで生きる計算ではありませんか!気付くのが遅い、笑)
60過ぎたら「人生は限りなくある訳ではない」と思い始め、毎日を楽しく過ごすことにしました♪