7月7日。七夕の朝に展示会「ベガモール」がスタートした。この日の助っ人は大須案内人の千夏さん。いつもの着物姿からうって変わってタンクトップ姿に。
今回の展示作品の半分以上は「シャツペイント」。なので、さっそく作品を身にまとってマネキンになっていただきました。かわいい〜。
お昼過ぎから「ワークショップ」を開催。今回は布用の絵の具を使って
「ハンカチーフにペイントしちゃいましょう!」
まったく自由にテーマもお任せしてペイントしていただきました。
暑い中、起こしいただいたきむらさん、みきさん、澄子先輩、りえさん、うまこさん、みさのちゃんとお母さん。本当にありがとうございました。
最初はみんなでおしゃべりしながら図柄を考え、ちびちびと筆を進める。それがいつのまにか言葉少なになり、筆に導かれ始める。
そして。途中から会場が「しーん」となる。いつもワークショップをするたびに起こるこの現象。すばらしい瞬間。
「目の前のことに集中する」
って、すごいエネルギー。目に見えない炎が一人一人の体から立ち上がっているかのよう。ギャラリーの室温まで上がりそう。
みなさん、すばらしい出来(写真をご覧ください)。スタイルも色彩もそれぞれまったくちがう!個性が光る作品が勢ぞろい。
見ているだけで元気が出てくる。思わず笑顔になる。これを「名画」と言わずして何と言おう。
私たちは誰もがアーティスト。資格や経歴や経験、年齢なんて関係ない。私たちが生まれ落ちた瞬間にそっと置かれた「アーティストの種」。
それは「愛でて」「育んで」やることで「芽」になり、やがて「花」になる。
日常生活から離れ、アーティストの自分と向き合う。ワークショップはそういう場所、機会だと思っている。
(明日に続く)