スペインはぶどうが安い。ワインの生産国なので当たり前とも言えるが、これで3ユーロ(約400円)こんな大粒で甘いのが!
もちろん、オウムも大好き。鳥は目がいいので、一目見るやものすごい勢いで飛んでくる。で、いきなり「ぶどう祭り」の始まり(笑)うちのミニイベント。
このぶどう祭りを持って「秋の始まり」としている。勝手に。って、ひたすら毎日食べるだけだけど。
マラガの八百屋は(うちのような庶民的な地区にかぎるかも)基本的に「季節のもの」しか置いていない。あるいはあってもものすごく高い。
だから、イチゴ、スイカ、カキなど、果物ではっきりと季節の移り変わりが刻まれていく。
また、マラガは日本と違い「コンビニ」がないので、外に出かける時は必ず「水とおやつ」を持っていく。
たとえば昨日の陶器教室にも、もちろん「ぶどう持参」で行った。バスを乗り換える間に「一人ぶどう祭り」。持って行くにも、ちょろりと食べるにも便利。
大切なのはこれを「ぶどう祭りの一環」として食すところ。秋の一大イベントなのだ。季節感いっぱい。気分も高揚〜。
私はよく日常生活を一人で「イベント化」する。ただの作業がたちまちフェスティバル的色合いを増す。
「さあ、今日はぶどう狩りをします!」
私の顔をじっと見つめるオウム。
「好きなだけ食べていいんだよ〜。ぶどう狩りなんだから。オーレ!」
サルサを踊りながら、ぶどうを食べる。来週あたりそろそろ衣替えかなぁ。