今週スペインは飛び石連休。なので、レッスンのない日は朝からアトリエにこもりっきり。まずはどんどん描いて中にあるものを外に出す。
どれだけ頭で考えても、実際に描き出すと全ての予想は裏切られる(笑)。ので、頭はいっさい使わない。無心で手と腕を動かす。
バリエーションをつけながら何十枚と描いているうちに、ぽつんと生まれる
「これだ!」
という感触。私の探しているのはこれ。揺るぎのない「これ感」。いったん方向性が決まると、急速に全てが具体的に見えてくる。
私自身はものすごい制作プロセスの渦中にあるのだが、オウムからしたら
「自分はほったらかし」それも「こんな事のために」
なのであろう。不機嫌な表情でアトリエを歩き回り、画材をつつき、最後はいつも「全く動きを止めることのない私の手」にまとわりつく。
その様子を写真で紹介します。いちおう五コママンガ(笑)制作中はオウムがこのように見える(写真2枚目)。追い払っても、全くこりないんだなぁ。
仕方なくシャワー室か台所に押し込める。が、いつも必ず目を見張る大惨事がその後待ち構えているのだ(涙)。うち家具の半分はオウムの破壊でボロボロ。
なんとかならないものか。「おりこうさん」というモードはついてないのか。この破壊を「生産性のあるアクティビティに方向転換」することはできないのか。