やっとマラガのクリスマスイルミネーションを見に行ってきました!すごい人。ついでにハビ吉と忘年会。
まずはメインストリートのラリオス通りから出発。光のアーチをくぐって歩く〜。9時半のイルミネーションショーを見ることにして、まずは1軒目のバルへ。
「サル〜!(乾杯)」「今年もありがとう」
最初は和やかに進んだ忘年会。が、20年来の友人ともなるとお互いに
「もものメッセージ、あんな言い方ある?」「どうして一人で旅行に行ったの?私を置いて」「誘ってもいつも無視する性格は直した方がいいよね」「自分の興味のあることしかしなくない?」
今年をしめくくるべく言いたい放題。それを聞いていたカウンターのお隣のおじさまが
「まあまあ。クリスマスも近いんだから」
って間に入って(笑)いろいろアドバイスしてくださる。これぞマラガ。私たちが撮った写真にも顔を寄せて
「この写真はいいね。仲良く写ってる。だかはもうケンカはしないで」
お心遣いありがとうございました。せっかくなので、おじさま推薦の写真を載せさせていただきます。
さて、バルを出ると再び旧市街をそぞろ歩き。あちこちにツリーや吊り飾りのイルミネーション。歩くのが楽しい〜。
そして二軒目のお店へ。はしごするのがスペインのスタイル。ワインが進むと再び「私のふるまい方」に関する小言が。
「そんな言い方、よくないよ」「相手の気持ちも考えて」「もっと周りを見て」「その動詞はよくない」「言い方がストレートすぎる」
シンプル&クリアー機能搭載の私。と、アテンド&スピード命のスチュワート・ハビ吉。6歳も下の弟なのにいつも態度は兄。いや、教官。
「ももは絶対スチュワーデスにはなれないよ」「なんで?」「クレーム続出」
私たちが出会ったのは20代だった。まだスペイン語もろくに話せない頃。長い長い時間を共有していることに気づき、一瞬黙り込む。
「いいクリスマスを過ごしてね」
再び光のアーチをくぐり、私たちはお別れのハグをした。いつもより長く。これが今年最後のハグだから。
「お父さんにも、僕からキスを贈って」
来年こそはケンカしないといいな。と、思いながら、確か昨年もおととしもそう思っていたことを思い出した。
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