この日は画家の長縄しんじさんファミリーと忘年会ランチ。マラガのアロラ村に住むしんじさんはスペイン在住40年以上。
お誕生日のお祝いもかねていたので、豪快にタコ、子羊、牛のステーキなどをいただきます。炭焼きなのでおいしい〜。
マラガでは人気の老舗「Cortijo de Pepe」。実は事前に予約しようと電話をすると
「もうテーブルがなくて。すみません」
「えーっ、そこをなんとか。お誕生日のお祝いで、別の町からわざわざお招きするんです!他にお連れするお店は考えてません」
って、泣きを入れて訴えて(笑)。「うーん、じゃなんとかします」と、優しいお兄さん。ムーチャス・グラシアス。
その後のお茶タイムでは、強引にケーキの食べられるお店へ連れ込む(笑)こっそり「バースデーろうそく」を持って行ったので。
スペインでもお誕生日にはケーキにロウソクをたてて、あのハッピーバースデーの曲を歌います。
「クンプレアニョス・フェリ〜ス!」
って歌詞はちがうけど。私の絵の仲間であるクリスティーナが、しんじさんに「絵について」お話を伺いたくてやってくる。
しばしアート談義。「技術がなくて」と言うクリスティーナに、しんじさんが力強く言い切る。
「自分が描きたいものを表現しようと試みているうちに、技術は自然とついてくる」
「絵は技術で描くのではない。何をどう表現したいか。そこをつきつめていく」
とても勇気づけられるお言葉。私たちのような新米アーティストにも、いつも真摯に向き合って言葉をかけてくださるしんじさん。
しんじさん、エンカルナ、あずさちゃん、さくらちゃん。今年もありがとうございました。アートがつないでくれたご縁に感謝。来年も笑顔で会えるのを楽しみにしています。
Muchas gracias por compartir vuestro tiempo conmigo. ¡Viva el arte! Seguiremos pintando con todo nuestro corazón. Besos