陶器教室が再開。1ヶ月遅れた分を取り返すべく一気にペイント。陶器のおもしろいところは「塗っている色と出来上がりの色が違う」ところ。なのらしい。
が、正直困っている。はっきりペイントしたい色が決まっているのに、淡い色で塗る。から、目で確認しながら進んでいけない。
この陶器「天地海の守護獣」は、「青・黄・緑」の三色でペイントすることに決めた。のはいいが問題は
「焼いた後の色がどんなトーンなのか」
まるでわからない。ままペイントするって、とても気持ち悪い(笑)シンプル&クリアー仕様の私としては
「私の思い、好み、意思はどこに?」
くらい、戸惑っている。ぼんやり感、お任せ感がたえずつきまとい
「今、何色を塗ってるんだっけ?」
って、小首をかしげることさえ。隣の色とのハーモニーもわかりづらい。本当に大丈夫なのか?ま、何事も経験。焼き上がったらきっと
「えっ、なぜこんなことに!」
的な驚きが待っているのだろう。今年一年は「陶器で遊ぶ」と決めたので、どんどん試してサプライズの波にもまれたい。
教室の先生や仲間からは「北米のトーテムポール風」「中米のマヤ風」「日本風だけではないよね(笑)」などのお言葉をいただいている。
しかし。日本には縄文土器というすばらしい原点がある。洗練より力強さ、繊細より躍動感、実用性より装飾性。
私の源は、はるか昔のニッポン、縄文土器の生命感に発していると思いたい。