古着物をキャンバス代わりに。に。ペイント2日目は大まかに色を置いていく。布でもちゃんと色が乗る。発色もいい。うれしい〜。
おもちゃ箱をひっくり返したように、夜空に広がる花火のように、モチーフを散りばめる。繊細よりたくましさ、躍動感、生命感に突き動かされる。
今回、白地のキャンバスに向かわなかったことが、私に大発見、開眼体験をもたらした。
「この大きさだった!」
という。何が?私の思いを入れるのに。モチーフを踊らせるのに。流れを作り出すのに。
「必要なのはスペースだった!」
そのことが、昨日と今日で明らかになった。これまでより、自分と絵が不思議なほど一体となっている。
「大きいサイズで描こう!」
この作品が、私にとって大きなターニングポイントになるだろう。
まだ興奮覚めやらぬ状態でふらふらと冷蔵庫へ近づく。そして思い出した。今日は食料品の買い出しの日だったと。
何にもない。私をじっと見つめるオウム。イワシ缶。食べないよね?どうしよう。