建築家の酒井さんが、なんとマラガまで来てくれた。息子さんのげんちゃんと一緒に。「建築を楽しむヨーロッパの旅」なのだそう。すてき〜。
オーストリア、イタリアを経て「初めてのスペイン」が、いきなりマラガ(笑)普通はバルセロナかマドリッドなのに。
聞けば、今回の旅で「最南端」のマラガ。オーレ!さっそく、セントロのそぞろ歩きからスタート。まずは、マラガパラシオホテルの屋上へとのぼる。
暗くなる前に見てほしくて。最後のレッスンをキャンセルして、集合時間を早めた。一目、マラガ港を一望してほしくて。
その後は、ピカソ美術館の前を通り、メルセーデス広場、ピカソ像、ピカソの生家、ローマ劇場、アルカサバと歩く。
そして。カウンター席に座りビール&コーラで乾杯。「サル〜!」まずはタパスをつまみながら。
お二人の話を聞いていると、いかに「建築三昧の旅」かが伝わってくる。近況、家族のこと、仕事のこと、日本とスペインの違い・・・など話は尽きない。
おかわりを頼むのに「オートラ・ポル・ファボール」と言うが、せっかくなのでお二人にトライしてもらうことに。
それがなんと。1回目でちゃんと通じる。ボーイさん、深くうなずきおかわりをサーブ。やるなぁ。
酒井さんとはピアニスト時代に出会った。ベラと共に岐阜で演奏をさせていただいたのがご縁。もう6年くらい前の話。
そして。ライブが終わったその夜の帰り道、私は振り返って叫んだ。酒井さんに。
「絶対スペインに来てくださいね」
「はいっ、絶対行きます!」
それから6年がたつ。大切なのは「いつ」ではなく「実現できたこと」。もっと言えば「実現に向けて歩き続けたこと」に、すでに意味がある。
2軒目のお店では、ハム&チーズの盛り合わせを注文。これで3人前(写真)めちゃ多い〜。食べきれず結局お持ち帰りに。
最後はなぜか、縄文土器の話で盛り上がる。さらにうちの実家の自力リフォーム相談など。あっという間の4時間。
酒井さん、げんちゃん。遠いところわざわざマラガまで来てくれてありがとう!会えて本当にうれしかったです。
なんていい笑顔。「熱を持って生きる」日本男児はすばらしい。心に残るヨーロッパ旅行になりますように!