この日は久々にガリシア料理ランチ。タコや肉に食らいつく。しっとりした「大人の店」なので、マラガなのに静か(笑)私たち以外。
まずはビールで乾杯。その後、赤ワインへとなだれ込む。このお店はグラスでなく「おちょこ」で(写真)なんだかぐいぐいけちゃうんだけど。
お料理はどれも逸品。いつもよりワンランク上のレストランなのですごく贅沢気分。そして久しぶりの日本語に話がはずむ。
「で、持ってきたの?IKEAのバッグ」
「もっちろん!」
最近、どこへ行くにも「もも衣アート」持参。会う人すべて「撮影協力隊」なので、みなさん心の準備はOK。
「えっ、でもまさか。ここではやらないよね?」
ゴソゴソと袋から作品を取り出そうとする私に、急にそわそわするみなさん。
「もちろん今、ここで。思ったけどこのレストラン静かだよねぇ」
そういう場所では、ない。のかも。でも私の信条は
「いつでもどこでも誰とでもアート!」
なので、お断りされない限りは前進あるのみ。やはり庶民的なバルと違い、アートも格式高く見える(笑)ほんとか。
「いいいい。そういうこと気にしたら普通の人になっちゃうから」
不思議な理由で許してもらえることに感謝。実はこのお二人、お料理がとても上手。
「3回に一回はまずい」「捨てることもある」
私とは大違い。レストラン並みなのだ。
「作ってる時に他のこと考えてるんじゃない?」
なかなか鋭い。どうしてわかったんだろう。最近、周りの友達がどんどん「生活指導」的立場に近づいていく。
「動きすぎ!」「ちゃんと食べるように」
ありがたくそのお言葉、ちょうだい致します。確かこの日も、家に帰ったら1万8000歩歩いていた。それもすべて大股小走り。
ガリシア料理とアートと。千恵さん、砂苗さん、ふむちゃん、すてきな時間をありがとう。そして。沢山の自然な笑顔をありがとう。