【一日一作プロジェクト】ペイントデニム&コラージュパーツで「彩小夏(いろどりこなつ)」を作った。今日マラガは夏日で28度に。
「よしっ、衣替えだ」
厚手の服や靴下を一気に洗濯。一年ぶりにTシャツやサンダルを取り出す。衣類が軽くなると、心も軽くなる。ついでに「もう着ない服」をセレクト。
「そうだ!パッチワークが大好きなお隣さんにもらって頂こう」
ランチョンマット、テーブルクロス、ベットカバーなど見事なパッチワーク作品を、先日見せてもらったばかり。まずはうちにある全ての服や布きれを
「アート素材とあげるもの、2つの山に分ける」
もちろんこんなことやる予定では、全くなかった。スケジュール帳には「別のこと」が書いてある。
「だったら、なんでスケジュール帳があるのか」
ひとえに「外の予定」を書き込むため。電話やメール、連絡、支払い、仕事や手続きなど。それ以外のスペースは全て
「あぁあっ、こんなアイデアが!」
という走り書きで埋まっている。そしてもちろん、朝から勢いよく始めた「服と布の大整理仕」は、ノートのどこにも書かれていない(笑)。
「ふいに届けられた」
アイデアやひらめき、わくわくを大切にしよう。洗濯物がはためく横で、今年初の「ティント・デ・ベラノ(赤ワインのソーダ割)」。赤ワインのボトルを開けるのも久しぶり。
「海と空、小夏に乾杯!」
イチゴを入れたら、ほんのり香りが移ってカクテル感アップ。夏が近い〜。うれしいー。その後小腹が空き、リンゴを切ってがぶりとやったら
「はて。なんとなく食事っぽい」
おやつのつもりだったのに。不思議な気持ちで小首をかしげる。この味は?次の瞬間、はたと気づく。
「リンゴを切る前に、ニンニクを切ったんだった」
同じ包丁で。人生はサプライズに満ちている。少なくとも私の周りでは。サイズも様々な、色とりどりのサプライズが暮らしを彩る。
「彩小夏(いろどりこなつ)」
今年はどんな夏になるのだろう。想像もできないけど、今あるものを大切に。心で暮らしを、夏を彩りたい。祈りを形に。