【一日一作プロジェクト】ペイントTシャツで「地中海の夏宴(なつうたげ)」を作った。夕方過ぎに美術館CACへ。朝からペイントを始めた黒シャツで出かけようと思ったら
「さすがに乾かなかった」
無謀(笑)急にひらめいて。久しぶりに絵筆を握った。絵の具がほとんどないから、白一色でペイント。単色のおもしろさに引き込まれる。
さて。マラガのCAC(コンテンポラリーアート美術館)へ、女子4人で乗り込む。ここはいつでも入場無料。にもかかわらず
「うそ。ガラすき。誰もいないじゃん」
外出禁止令が緩和されてから、日に日にビーチやレストランはいっぱいになるのに。美術館はどこも超穴場。ほぼ貸切状態。
特設コーナーは、初めて観る作品ばかりだった。色鮮やかな油絵から、写真、カーボン&紙、立体アートまで。心ゆくまで作品を堪能。
「アートの波動にもまれる」
って、大切だ。これまでCACには3ヶ月おきに通っていた。マラガのセントロにあり立地もよく、ちょい寄りに便利。それが3ヶ月に渡る外出規制で実に半年以上、足が遠のいていた。
「ペイントしたくなってきたぞ〜」
さすがに(笑)見てると。湧き上がる情熱を大切にしよう。館内にはアート本を扱う本屋や、おしゃれなレストランも併設されている。
「見て!テラスカフェもオープンしてるよ」
なんだかうれしい。日常が戻ってきた感じ。もちろんずーっとマスクはしたままだけど。さて。美術館を出て裏通りをそぞろ歩いていたら
「本日オープン!無料でパイの試食できます」
の看板が(笑)急に元気が出る私たち。熱々のパイを頬ばりながら笑ってるんだけど、マスクに覆われて表情がわからない〜。パイ屋さん、繁盛するといいなぁ!
「地中海の夏宴(なつうたげ)」
いよいよ来週からFase3。アンダルシア州内は移動が可能に。きっと地中海を求めて、内陸から沢山の人々が押し寄せるはず。
でも。「海の宴」の主人公は、生き物と植物たち。そして海、そのもの。これ以上、海を汚し、破壊してはいけない。私たち人間は「海」を借りているのだから。
祈りを形に。