【一日一作プロジェクト】ピアノバッグで「音花宴(おとばなうたげ)」を作った。今日はいきなり熱風テラルが吹き荒れ、気温が34度まで上がった。
「うわ〜暑っ。窓、窓、窓!」
走り回って家中の窓という窓を閉め、熱風が室内に入って来るのを防ぐ。それから扇風機を回し、霧吹きで全身を濡らす。
「今の湿度は何パーセントだろう」
この熱風テラル。恐ろしく乾燥しているので、シャワーを浴びても即乾燥。ふだんマラガの湿度は50〜60%なのだが(←スペインでは高い方)
「うわっ、24%!!!」
どおりで。干からび感マックス。オウムには「ミニ水浴びスペース」を用意。いつものプールは先週片付けたところ。ごめんね。
あまりに暑くて、頭がぼーっとする。干からび状態で、頭脳労働は難しい(←そもそも頭脳労働してたっけ?)。
「よっし、ペイント用に作業場をリセットするぞ」
楽しい肉体労働なら大丈夫。まずは持っている素材・画材を全て確認。いらないものを捨て、必要な物をリストアップ。
「来週は画材屋へ行こう!」
実に6ヶ月ぶり。買い物リストを作りながら大興奮(笑)やっと絵の具が買える〜。問題は重さとボリューム。ボトル1つが500mlや1リットル。全15色に紙とキャンバス地で・・・
「うわぁあ、すでに15キロ以上」
私の使っているダンベルが4キロ。その4倍。最近、物を持つたび「4キロのダンベル」が、重さの基準になっている。先日もスーパーで
「豆乳のお得用パック」
を持ち上げ、ダンベルよりやや重かったので「5キロかな」と思って確認したら、6キロだった。私の体は確実に
「4キロの重さを記憶」
しているのだ。話はずれるが「23キロ」もしっかり記憶されている。スーツケースの上限(フィンエアー)。ギリギリいっぱいまで詰め込もうと、何十回と持ち上げ計り直すうち
「まだ3キロはいける」「オーバーしたな」
と、感覚でわかるようになった。話を戻そう。まずは今週中に作業場を大整理。ペイントスペースを作る。今期は「己芽(おのれめ)」など新しいスタイルにも挑戦。楽しみ〜。
「音花宴(おとばなうたげ)」
音玉が、飛んで弾けて花になる。人間がいなくなった後、そっと始まる音玉たちの宴。
いつか本物のピアノを使ってアートしてみたい(笑)さすがにペイントはどんなものか。冷蔵庫やストーブにはすんなりできたけど。
10月から始まる「大画ペイント」。今年もあと3ヶ月、走り抜けるぞ〜。みなさまも充実した秋をお過ごしください。