【一日一作プロジェクト】バッグアート「夕染ぴかり」を作った。日本へ帰国するたび、帰国祝い&ご褒美として「美容院」に行っていたのだが
「最後に行ったのが、昨年の夏」
であることに気づいた。もう1年3ヶ月、美容院に行っていない。ま、もともと10年以上、自力でカットしているので、そこは問題なし。わざわざ小首をかしげたのは
「自力でヘナ染めをマスターするのか、白髪のままほかっておくのか」
決める時が来た。ような気がして。もちろん別の選択肢として
「マラガでヘナ染めする」「ウィッグの世界に飛び込む」「いっそカラーリング」
などいろいろある。が、今の私には
「自力か放棄」
の二択なのだ。結果から言うと「放棄」。とりあえず今年は。来年、余力があったら「自力」コースも考えよう。なんというか「お出かけ&食事会が8割減」した今
「私の生活のメイン舞台は家の中」
なのだ。創作作業中は、汚れたシャツで十分。買い物や手続き、ダンス教室は、スポーツウェア。
「顔はいつも大きなマスクに覆われ」「マスクから鼻が出ていればすぐに注意され」
そんな中で「もう白髪がなんなん?」状態。どんどん「健康ならばそれでよし」の境地に近づいていく。
「夕染(ゆうぞめ)ぴかり」
夕焼けは、昼と夜が入れかわる神秘の儀式。10月、11月のマラガの空と海は、強烈なピンク&ゴールドに染まる。光(ぴかり)の祝福。
家々の白壁をも、ピンク色に染め上げるマラガの秋の夕焼け。その後、一転して落ちてくる闇。思えば、ずいぶん夜風が涼しくなった。