【一日一作プロジェクト】紙袋にペイントアート「闇に飛びかかる希望」を作った。久々のブレイキングニュース。いよいよスペイン政府が
「スペイン全土において『夜間外出禁止令』を発令!」
これにより、夜11時から朝の6時まで「家の外にいてはいけない」ことに(緊急・必要を除く)。まずは「2週間だけ発令」とは言うものの、スペイン政府は
「今年いっぱい」「さらに来年まで」
続けたい意向を示している。えらいこっちゃ。レストランのディナータイム、コンサート、劇場など、開始は夜の8時半過ぎ。
映画、ジム、スポーツ、教室、デート、友人宅での夕食、犬の散歩、単なる移動・・・という普段の生活、アクティビティの全てが
「夜の11時には家に帰っている」
ことが前提。この調子だと「移動規制」「人数規制」もさらに厳しくなりそう。クリスマス、大みそか、年末年始は
「ひたすら家でのんびり」
が、いよいよ現実のものとなってきた。そこで、はたと気づく。クリスマス、年末年始と引きこもって制作できるよう
「絵の具を大量に買っておかねば」
キャンバス地は10メートルある。が、はたしてどれくらいもつのか。自分のペイントスピードを考えると、クリスマスまでもつのか不明。
「絵の具を大量に注文したいんですけど」
画材屋さんに電話をかける。話し始めて1分もしないうちに
「それは在庫がないので、取り寄せになります」
それはわかっていた。だからお店に行かず、電話で注文したのだ。が、問題は
「在庫のなさかげん」
希望する絵の具の、ほぼ半分近くがない。それも色やサイズ、メーカーがバラバラ。くらくらしてくる。とりあえず取り寄せをお願いし
「着いたら教えてください」
注文完了。ほっとして、紙袋やキャンバス地にペイント。夕方テラスでストレッチをしていたら、画材屋さんから連絡が。
「物によっては3、4週間くらいかかりますが大丈夫ですか?」
遅っ。1ヶ月。そんなにかかるの?アクリル絵の具。とりあえずOKし、アトリエを片づける。冬時間になった今、制作作業は午後6時に終了。
まずは小〜中サイズの作品から取りかかり、大サイズの作品は絵の具が来てからにしよう。楽しみ〜。
「闇に飛びかかる希望」
色が、黒を塗りつぶす。闇花の上に咲く光花。闇と光、絶望と希望。二つの力のせめぎ合い。激突。
闘いのようであり「二つでひとつ」でもある。大切なのはバランス。闇や絶望は、光や希望の一部でもある。