【一日一作プロジェクト】ワインボトルにペイントして「一夜花守(いちやばなもり)」を作った。スペインのコロナ感染者数は増加の一途。1月上旬の冬休み緩和規制が終了したら
「厳しいコロナ規制が始まるのにちがいない」
と、みんな言っている。私の周りでは。だからこそ
「会うのならそれまでに!」
という「今のうち感」がすごい。昨年の冬にコロナパンデミックが登場してから、スペインでは全ての行動・アクティビティが
「条件付き」
になった。基本的に全て。これはすごい変化だ。それも一瞬にして。「いつ、どこで、誰と、何を、どうやって」の全てが
「許可のもとに」
行われる。国や州や市の。そして、ほぼ2週間ごとに発令される「規制の変更」により
「突然明日からできることが変わり」「昨日までできたことが罰金の対象になる」
この現実は、異様とさえいえる。さて。年末年始の食事会のお礼に始めたボトルペイント。
「このまま100本くらいペイントしたい」
勢い(笑)。こういう「ライブペイント」も楽しそう。もちろん打上げでは、みんなワイングラス片手に乾杯して。そんな日が早く来ますように!
「一夜花守(いちやばなもり)」
一夜だけ咲く花を守る聖獣。ボトルと守護獣のセットで(写真)。聖獣に守られ、聖なる飲み物に変身したワイン。不思議な魔力が宿っていそう。
スペインは、今夜から明日にかけて「ロス・レジェス・マゴス」。これまでなら「東方三賢人」のパレードが、セントロで賑やかに行われた。群がる子供たちにキャンディをまきながら。
もちろん今年は、ない。セビージャでは「今年の春のサマナサンタ(聖週間)の中止」が早々と決定、発表された。
今、ここで私に何ができるのか。まるで先は見えないけれど、生きること。作ること。そして、信じること。「一日一作プロジェクト」は、今の私の「剣」だ。