【一日一作プロジェクト】キャンバス地にペイントして「遊舞(ゆうまい)」を作った。マンション居住者が次々と「生ハムの脚」を購入したまではよかったが、大問題が浮上。
「マンションに住むアリの大群とどう立ち向かうか」
当たり前だが、アリは食料の多い「台所」に定住している。うちの場合、続いて「アトリエ」。これは食事をする場所だからだろう。
反対に、食べ物のない「ピアノ室」や「トイレ」にはいない。とはいえ「生ハムの脚」は常温保管。さらにナイロンなどで包んではいけないので
「台所に放置。どうぞ食べてください」
と言わんばかりの状態。生ハムの周りをうろつくアリに腹を立てたお隣のMさんの旦那さんが、ついに立ち上がり
「生ハムを、寝室に置こう!」
と言い出したらしい。Mさんは困りきった表情で
「いくら何でも生ハムと寝るのは。ねぇ。匂いだってあるし」
目をつぶれば、視界からは消えてくれる。が、匂いが気になって眠れそうにない。と、ぼやいていた。ってか「ひずめ」が寝室にあることの方が問題では。存在感ありすぎ。
さて。今日から12月。いよいよ今年もあと一か月。3月のロックダウンから始めた「一日一作プロジェクト」も、9か月目に突入。単純計算で
「240日、240点以上」
作り続けたことになる。おもしろいのは、もし最初に「240点作れ」と言われたら、できなかったかもしれない。ってこと。大切なのは
「今日に集中!」
100本ノックと同じ。目の前に飛んで来る球は常に一球。「目の前の一作にだけ」命を注ぎ込めばいい。だから、ここまで来られた。
「遊舞(ゆうまい)」
私の生き方、心身の状態を一言で表すとしたら「遊ぶ」。全力で、身も心も、寝ても覚めても、時間を忘れ、命を注いで遊ぶ。
この縦長キャンバス。実は「3点セット」のいただき物。まるで「3点セットで組画にしたら?」と誘われているようで(笑)やるっきゃない!たぶんあさって辺りに続く。