【一日一作プロジェクト】キャンバス地にペイントして「音道(おとみち)」を作った。私は小さな頃から「しっかり&完璧」にはほど遠く「ダメ出し」の連続だった。
「突っ込みどころ満載!」
と勝手に言いかえている(笑)。そう言い切れば、短所も長所に!大切なのは、本気でそう信じること(←私)。
短所と長所は、実は同じ。表裏一体。バランスが悪いだけ。思い切って長所をどかーんと伸ばせば、短所は愛嬌になる。
「隠すと短所。公にさらせば愛嬌」
と勝手に思っている(笑)。どんどんいじってもらいましょう。私自身、欠点は山のよう。それでも。と思う。周りの人の意見を聞いていたら、たぶん「欠点は直った」だろう。でも
「長所は伸びなかった」
欠陥品でも、何かキラリと光る、バランスが破綻していても、ずば抜けて突出したものがある
「その一点のみで、切り拓いていく」
道を選んだ。音大に行かず音楽屋になり、美大に行かずアーティストになると決めた。私は
「道は歩いて作る」
ものだと思っている。だから、最初から道などなくてかまわない。歩いたところが、結果として道になる。
「音道(おとみち)」
音楽も、弾いたところが「道」になる。フレーズに。その連続で、結果として曲になる。今日はピアノを掃除しながら「Brazilian like」をうろ覚えで弾いていた。
気分はミッシェル・ペトルチアーニ。なんという音楽性。私が影響を受けたピアニストの一人。後でちゃんとYouTubeで聴き直した。静聴。
「音」という文字が踊る。音の中を、光が、流れが、思いが、花が、鳥が、涙が、音玉が舞い、弾け飛ぶ。
何かが、私の中で生まれつつある。「新しいプロジェクト」に向けて。何かが育ちつつある。その胎動を感じながら、今日を全力で生きていこう。