【一日一作プロジェクト】久しぶりにカルメンと近所のチリンギートへ。生ビールのグラスに楽描きして「マラガビーナス」を作った。
「焼きイワシも、これで食べ納めかなぁ」
2つの意味で。イワシシーズンの終了。そして毎週進むコロナ規制で、もういつなんどきマラガも
「ホテル&飲食店の完全閉鎖(←ムルシア、ガリシアに発令中)
「お店&施設の完全閉鎖(←グラナダに発令中)」
になってもおかしくない。なにしろすでにそうなっている地域がスペイン国内に存在するのだ。これはもう時間の問題、と言えなくもない。ロックダウン(都市封鎖)が発令されても
「まさか、ではなく、ついに」
だろう。私たちの心は、日に日に慣らされてしまっている。毎週何かを失い、理不尽な暮らしを受け入れることに。
そんな中での、焼きイワシランチ。最高じゃ〜。海を眺めながらテラス席で。青空&パラソルの下。思いっきり深呼吸。
「健康に乾杯!」「こうして外に出られること、呼吸できることに」
会ってランチすることが、もう大イベント。つかの間のリラックスタイム。ひととおり近況報告がすむと、話はクリスマス、年末年始に飛ぶ。
「昨年はマドリッド、フランス・・・あちこちからクリスマスを祝うために、家族親戚が集まったのに」
「大晦日はデンマークで過ごした事が夢のよう」
わずか一年。私たちの生活が、ここまで一変してしまうとは。誰が想像しただろう。そんな中、屋外ステージでジャズライブがあると聞き・・・
「行ってみよう!」「入れるかな」
がら空き。無料。自由席。青空の下、のんびりジャズに耳を傾ける〜。ミュージシャンも今年は演奏の機会が激減したはず。みんな大変。
「マラガビーナス」
ビールの金色と、泡の白がいい感じ(笑)。青空の下、海風に吹かれ、金色に輝くマラガビーナス。美しく、喉ごしもよし!
「会える時に、会っておこう」
そんな一年だった。今年もあと2ヶ月。ロックダウンになる前に、できるだけランチをして友達に会っておかなくちゃ。