【一日一作プロジェクト】落ち葉にペイントして「緑とぴかりのハグ」を作った。いよいよ年末が見えてきた。今年もあと40日あまり。
「コロナで始まり、コロナで終わる2020年」
スペインの暮らしは、今年3月から一変した。あらゆる規制・禁止・罰金を伴う生活へ。コロナ以前のマラガはゆるゆるだらだらだったので、まさに対極。
「地中海リラックス天国から、外出規制、移動規制、時間規制、人数規制へ!」
無意識にぼーっと行動、外出することがなくなった。人との距離やマスクなど考えなくていい家の中が、今や1番のリラックスゾーン。
「仕事がない」「仕事ができない」
問題は、来年も続くだろう。今年は本当に
「メノス・マル(まだまし)」
という慰めをよく聞いた。バルセロナで「4週間に渡り、飲食店が全閉鎖」になった時も、マラガでは完全封鎖を逃れていた。あれに比べれば
「メノス・マル」
ため息まじりに。そんなわけで、11月下旬に入るというのに、発表会もクリスマス会も忘年会も予定なし。
「すっきりとクリスマスから年末年始が空いている」
こんなこと、初めてでは(驚愕)。思えば、今年はアルコール量も激減。
「最後の家飲みがいつだったか思い出せない」
ほどに、家の中で飲まなくなった。その代わり「豆乳」や「自家製カカオドリンク」に移行。今の時点で、マラガのコロナ規制は
「市内、町内から出られず、午後6時以降はクローズ、夜10時から翌朝7時までは外出禁止」
なので、とりあえず「屋外ダンス教室」や「マラガ市内の友達とランチ」はできる。メノス・マル!(笑)。
「緑とぴかりのハグ」
アスファルトの上に落ちていた葉っぱ。そっと拾って持ち帰り、その勢いでペイントした。いずれ破れて、なくなってしまうだろう。
「それでも、今日を一緒に生きた」
葉っぱと私は、人生のひとときを分かち合った。コロナ規制で人に会わなく(会えなく)なり、自然とのおしゃべりが増えた。
葉っぱや石、光(ぴかり)や空、太陽な海、風や月。鳥や花、木や虫。思えば、ずっとそこにいてくれたんだな。私が早足で通り過ぎていただけで。感謝を形に。