【一日一作プロジェクト】聖獣アート「あまてらぴか」を作った。今年のマラガは暖かく暖房を使ったのは5日だけ。手続きや支払いに走り回るとすぐに
「メガネが曇る。完全に曇る」
汗の蒸気で。マスクのせいで。バスに乗ろうとして
「あぁあ、目が見えない〜」「こっち!ここにカード」
テキパキと運転手さんの指示が飛ぶ。曇ったメガネの向こうに、ぼんやりと運転手さんの影が。そのまま、よろよろと座席へ。
「まずは座ろう」
荷物で両手がふさがれていたので、メガネを外すことも拭くこともできない。それで、ふと思い出した。
「もし、無人島に3つ持っていけるとしたら、何を?」
という質問に、友人Dが
「メガネ」
と、即答。「あと2つは?」と尋ねると、これまた即答で
「予備のメガネ」
だった。わかる。そんなわけで、メガネを曇らせながら、駆けずり回っている。このマラガの陽気は、クリスマスまで続くらしい。
「あまてらぴか」
命を育む太陽。陽の赤、夕焼けのピンクを身にまとって。この世の命の守護獣「天照光(あまてらぴか)」。聖獣アートはまだまだ続く。
地球はこれから「氷河期に入る」と言う。これまでに何度も、この星を襲った氷河期。命を育む太陽に、感謝の気持ちを込めて。祈りを形に。