【一日一作プロジェクト】「月と古城と羽の生えた猫」その3。黒で「コラージュパーツ」を作った。マンションの踊り場井戸端会議は、朝からコロナニュースで持ちきり。
「隣のマンションで、コロナ感染死亡者が出たって!」
うちのすぐ隣の建物。なので、もちろん亡くなった方の顔は知っている。家族の方々は大丈夫なのか。そして。同じ建物に住むみなさんは。
「ここまで来たわね、ついに」
お隣さんが、恐ろしいことを言う(汗)。そんな中、スーパーへ買い物に行くと半年ぶりに近所のCさんと会った。うれしくて笑顔で挨拶。
「元気だった?」「うーん、それがね」
ふっと、Cさんの表情が曇る。ややや、と思いながら返事を待っていると
「それが実は、コロナに感染してね」「はぁあ⁉︎」
「夫と私と。2人とも」「えええっ」
ものすごい会話のスタート。すれ違うつもりが、すっかり引き込まれてしまった。ちなみにCさんは60代後半。
「3週間でよくなったんだけど。自宅療養で」「検査は?症状は?経過は?薬は?」
もう止まらない。聞きたいことが山のようにある。なにしろ、感染者の体験談なのだ。読んだり聞いたりするのとは、わけが違う。
「夫とは全く症状が違っていて。同じ病気とは思えなかったのよ」「味覚は大丈夫だったけど体のだるさがすごくて」「夫は胃腸炎みたいな感じ」「感染経路は不明。すごく気をつけていたのよ」
20分近く体験談を聞かせてもらい、結局は自宅で「インフルエンザを治す」要領でしのいだ。とのこと。後遺症はなし。
なんだか、ひたひたと近づいている感じは、する。とは言え、Cさんは「PCR検査はインフルエンザ他にも陽性反応する」ので
「あれは、インフルだったのかも」
と、呟きながら去って行った。陽性反応イコール、感染者ではない。陽性から感染者になるか、ならないか。は、免疫力次第らしい。
「月と古城と羽の生えた猫」シリーズも、少しずつ進行中。だんだん外へと広がり、大きくなっていくのが楽しい。一番上に置かれた作品を
「そっとどかして出てくる感じ」
が好き(笑)秘密の隠し扉みたい。作りながら、まず自分がわくわくしている。「わくわく」って絶対、免疫力アップするな。何より体温が上がる(笑)。ステイホームの今こそ
「おうちで勝手にわくわく!」
免疫力を高めましょう。ポイントは「勝手に」なので、理由はいりません。箸が転んでも、わくわく。オウムに作品の上を歩き回られても、わくわく。
噛みちぎられても・・・わくわく。するかいっ(怒)。「ケ・アセス!(なにすんねん)」。