「もも住コレクション」第7回目の
今日は、家の壁のあちこちに
描かれている
「聖なる壁画」を紹介します。
まず左は、おなじみ
「カルトン寺院」のモチーフ。
壁の色は、もと白なので
色が映えますね!
暗くなると、「白」でペイントした
ところが浮き上がって見えます。
木の板で作った棚の端に
「鳥」をとまらせてみました♪
実はベラの仕事用の棚。
取り付けてくれた
プレゼントに描いてみました。
家の中にどこか
「遊び」があるのが好き。
「遊び心」が、ユーモアを
余裕を、生む。
壁は理想的なキャンバス。
大きくて、塗りなおしも自由!
立って塗っているので
なかなかの運動量です。
特に天井近くを塗るときは
椅子に登ったり下りたりを
何十回とくりかえすので
足腰いたい。もう筋肉痛。
音楽もペインティングも
実はかなりの肉体労働。
汗水たらして
写真のときだけ美しい(笑)
インド系の配色にも惹かれる。
極上ピンクと、緑の組み合わせ。
このコーナーはインド寺院系に
仕立てたかったので
ゴールドをふんだんに
使ってみました。
夕暮れの「オレンジ色」にも
強烈に惹かれる。
家のあちこちに塗られてます。
晴天の続くマラガでは
一年の半分以上
すばらしい夕焼けが展開します。
空いっぱいに広がる夕暮れが
海に映って、黄金に輝く。
サーモンピンクと黄金の
30分のショー。
一日の終わりの聖なる儀式。
美しい「ピンクと緑」の配色。
近くで見ると一色でなく
重ね塗りによって
微妙な、ふぞろいの
グラデーションになっている
ことがわかります。
オリエンタル(東洋)は
モチーフの宝庫。
まんだらに始まり
聖なるシンボルに満ちている。
その源にあるメンタリティ、
人生、命のとらえかたに
強く惹かれる。
壁画の染料は「水」がベース。
だから、乾燥したマラガは
壁画描きにもってこい。
雨の日は、描きません。
色を塗る、ってことは
壁一面に水を塗る
ってことなので
一見、乾いたようでも
家具の後ろとか
かび、はえちゃう(笑)
気をつけましょう。
「聖花」のバックの色として
「夕暮れオレンジ」を入れてみました。
グラデーションがつくことで
立体感が出ますね。
この黄色~オレンジは
わたしのまぶたの裏に焼きついている配色。
マラガの夕暮れの色。
濃い青い空が、オレンジ色に入れかわる
聖なる瞬間を、閉じこめたかった。
色はエネルギー!
色はビブラシオン!