【一日一作プロジェクト】「愛樹(あいじゅ)」を作った。食料品の買い物ついでに、園芸センターへ。豊橋市では有名な、その名も
「ガーデンガーデン」
庭いじり好きのみなさん、ぜひお越しを〜。広い店内に、ずらりと並ぶ果樹や花、野菜の苗(写真)。ふらふらとさまよい歩くのが楽しい〜。今回の目的は
「キウイのメスの木をゲット」
前回はオスの木を購入。オス・メスそろわないと実をつけないので、どうしてもメスの木が必要。買った木には「オス・トムリ」と書かれていたので
「メスのトムリがほしいんです」
自信満々で言い切る。お店のお兄さんは、黙って私をキウイコーナーに案内すると、改めて説明を始める。
「まず、トムリと言ったらオスの木です。トムリにメスはありません」「な、な、なんと。じゃ、私のトムリはどうなるのでしょう⁉︎」
「大丈夫です。これからトムリに合うメスの木を探しましょう」「よろしくお願い致します」
相性があるのか〜。改めて思うが、キウイの果樹って葉っぱが1枚もなく、上にひょろりと茶色い枝が伸びているだけ。見た目は超地味。言われなければ、ただのつる。
「こちらなんかおすすめです」
オスもメスも全く見分けはつかないが、言われるままにおすすめの3年もののメス・ヘイワードに手を伸ばす。前回購入したオスに比べ、かなりの大きさ。お値段はオスの倍。うーん。その気配を察したのか、お兄さんがぽつり。
「実をつけるのは、メスの木です」
そういうことね。キウイの収穫とキウイ棚。父と私、2人の夢を叶えるべく、この子を家に連れて帰るのじゃ〜。大切に鉢を抱え、鼻の穴を膨らませてレジに向かうと、なんと通路の向こうに・・・
「あぁあっ、パーゴラが!」
見事や〜。つる植物がまきついて木陰を作り、その下にはテーブルとイスが(写真)。なんてすてきなスペース。近くで見よう!と、無理やり父を引きずって行く。
「お父さん、これだよ。私たちが作るの」「立派だなぁ」「もっと小さいのでいいけどね、骨組みはこんなふう」「こりゃ手作りは難しいよ」「だね」
工務店のYさん、今頃くしゃみをしているんじゃ(笑)。予算と相談しつつ、8月完成をめざしたい。つるが育つには、まだ時間がかかるだろうけど、薄い布をかければ日陰は作れる。楽しみ〜。
「菜の花がほしいなぁ」
と言う父に、バタバタと広い店内を探し回る。正直「買う人いるの?」と思ったけど(豊橋の田舎は菜の花だらけ)、店の端の方に「大特価!98円」と書かれて、菜の花コーナーが。
「食べられて、花も楽しめて。風に揺れる黄色がいいんだよ」
父の大好きな菜の花。2鉢ゲット。さらに、いくつかの花を買い、意気揚々と車に乗り込む。
「うわっ、キウイが天井にぶつかっちゃうよ〜」
ぐいっと鉢を股の間に入れ、斜めに抱きかかえて持ち帰る。トムリに「お相手が来たよ〜」と声をかけながら、ヘイワードの鉢をそっと横に置く。おお〜、どっしりした姉さん女房。これからふたり仲良くやっていけますように。
「愛樹(あいじゅ)」
「AMOR(愛)」文字が、つるのように手を伸ばし、結ばれる。2人で作る愛の樹。くるくるうねうね、葉っぱや実もついた「つる文字」。植物たちにインスピレーションをもらって。
みなさま、すてきな1日を。