花木水

【一日一作プロジェクト】「花木水(はなきみず)」を作った。今日は裏庭にある「物置き」の整理。書くと1行だけど

「どうしてこんなものが」「どれくらいここにあったのか」「これは何のために?」

ミステリーゾーン(笑)。まず「使うのか使わないのか」父に確認。捨てるといっても、それなりの大きさになると

「そうそう簡単に捨てさせてもらえない」

「豊橋市ゴミの手引書」のページを何度もめくる。なるほど。例えば木製のカラーボックス。「燃やすゴミ」に入れば、週2回捨てられる。が、60センチを越えたとたん「壊すゴミ」になり、さらに大きくなると

「大きなゴミ」

という、新たなカテゴリー名に変わるらしい。出世魚かい〜。とにかく「ゴミ」と確定されたら、まず

「燃やすゴミ」「壊すゴミ」「埋めるゴミ」「大きなゴミ」「危険なゴミ」

5つの山に分ける。電気アンカ、石油ストーブ、ガラス、プラスチックの3段引き出し、ボロボロのカラーボックス、おひつ、使わない炊飯器、収納家具、額、時々しか動かない掃除機、大皿小皿・・・

すごいな。物置きから出しただけで、がらくた市(笑)。もう後戻りなし。すわった目で、父に決意を伝える。

「お父さん、捨てるよ」「えっ、全部⁉︎」「今捨てなかったら、いつ捨てるの!」

「また今度」「そのうち僕がやるよ」「少しずつ」という父の言葉は、そよ風のように私の耳を優しく撫で、通り過ぎていった(←つまり馬耳東風)。

そこで、問題が発生。日本のゴミ出しシステムにうとい私は「壊すゴミ、埋めるゴミ、大きなゴミ、危険なゴミ」などは、せいぜい月1、あるいは2ヶ月に1度しか捨てられないことを知らず。

「うそ。じゃ、物置きが空にならないじゃん」

呆然と立ち尽くしていると「木材はサイズが小さければ『燃やすゴミ』として出せるよ」と、横から父がぽつり。その手があったか〜。

「60センチ以下になるように切ればいいんだよね」

よっし。いきなり始まるノコギリ解体作業。巻尺で60センチ以内か確認しながら。ザッザッ。ギコギコ。すぐに汗が噴き出す〜。いやぁ、定期的に「過去を清算」しておかないと、えらいこっちゃ。

「大整理は、元気なうちに、やっておけ」

今日の1句。ダンボール箱の中から「ひなまつりの絵」が出てきた(笑)。おお〜、コラージュアート。ひと休みは庭で。太陽でエネルギーチャージ。サラダ用の菜をつみながら〜。

「花木水(はなきみず)」

「花」「木」「水」文字がひとつに。うちの梅の木に、毎日遊びに来る黄緑の小鳥は、なんて名前なんだろう(←メジロでもウグイスでもない)。ピンクの梅に黄緑。思わず花札を思い出した(笑)。

そろそろ衣がえですね。みなさま、すてきな日曜日を。

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