【一日一作プロジェクト】「自由のためにできること」を作った。実は昨日、サルサ教室へ歩いて行く途中、すてきなカフェテリアを発見。なんと
「本屋の中にカフェテリアが」
きゅーん。本好きなので、ふらふらと吸い込まれて行く(←サルサ教室はどうなったのだ)。店内に入るや、どどーんと正面に階段が。よろよろと登って行くと
「2階にはカフェスペースが」
きゃ〜。さっそく窓際の席を陣取る(写真)。こんなことなら、もっと早く家を出ればよかった。20分しかいられないけれど、窓から景色を眺めたり、ぼーっと本棚を見つめたり。
「本に囲まれ日常からタイムスリップ」
不思議な非日常空間。さらに、注文したミルクティがめちゃおいしい〜。ティーバッグだろうなぁと思っていたら、フタをあけてびっくり。お茶っ葉と共に
「シナモン、レモン、オレンジがごろごろと」
なんと花びらまで。注文したのは「テ・アメリカーノ(アメリカンティ)」とマラガでは呼ばれているミルクティ。実はリキュールが入っている。そう、アルコール入り。
「デスクワークで固まった頭が溶けていく〜」
リラックスするのに最高や〜。次回は余裕を持って訪れよう。小雨が降っていたので、テラス席はがらんとしている。花の小道がいい感じ。思いがけず、またひとつ行きつけの店ができた。
「こういうマラガは知らなかったなぁ」
20年以上暮らしたエル・パロ地区には、こういうしっとりしたお店はない。海を見ながらビーサンでビール系(笑)。メニューをよく見れば、軽食もでき、カクテルまである。
「なんだか図書館にいるみたい」
保育園の頃から父に連れられ、よく図書館に通った。小・中学生になると、母の図書カードまで借りて10冊単位で読みあさった。両親からのプレゼントも、図書カードが多かった。
「本こそが、子供の私には『扉』であり『窓』だった」
学校の先生や大人たちが言うことに疑問を持ち、その答えをくれたのは、本の中の言葉だった。自分ではうまく説明できない考えや思いを
「明確に文章にしてくれる」
本は、「救い」でもあった。「これだ、私が感じていたのは」「これが言いたかったんだ」と考えや思いを整理し、納得する作業。理解する喜び。自分の感情を
「実験対象物のように外から眺める」
習慣。自分自身を知る作業。その莫大な積み重ねが、20代、30代の私を作った。そして今、50代になり「読む側」から「本を作る側」へ。「伝える側」へ。私の視点、立ち位置は変わりつつある。
「本は、会うことのできない人の言葉を聞ける」
唯一の方法でもある。血の通った言葉には、人生を変える力がある。真実の、人間の、命の言葉。「本」には、人間の叡智が詰まっている。はたして、私に「本を作る」時間が残されているのかどうか。
「自由のためにできること」
「自由」文字が、ひとつになって飛びはねる。「表現の自由」が守られる社会を願って。世界政府による情報操作、言論統制が進む。かつてないスピードと悪意、執拗さで。
私たちは戦前にいる。いや、もう戦中か。自由のために、自分に何ができるのか。心のどこかでずっと考えている。
みなさま、すてきな週末を。
南部鉄器?
おしゃれだけど、重厚すぎないですか?
でも、硬水を軟化できますね。
お茶の色、変わんないかなぁ。