闇を光に

【一日一作プロジェクト】「闇を光に」を作った。ダンス教室の仲間と夜のセントロへ。マラガは「La Noche en Blanco」。この一夜は

「通りのあちこちでコンサートが行われ」「美術館などの入場が無料」

夜8時集合で、まだこんなに明るい〜(写真)。暗くなるのは9時半過ぎ。なので、たっぷりとそぞろ歩きを楽しめる。プログラムを見なくても

「広場に行けば、何かに出会える」

このサプライズ感がいい。クラシックコンサート、映画音楽コンサート、ピアノリサイタル・・・どれもすてき〜。全て無料。おしゃべりしながら、セントロをひと回り。

「フラメンコのライブがあるよ」「行ってみよう」

ダメもとで駆けつける。するとなんと「もう後半だから」と入場料を払わずとも、ビール1杯(400円)で入れてもらえることに。きゃ〜。立ち見だけど、すぐ目の前。全然よくない⁉︎

「かっこいい〜」「すごいー」「オーレ!」

もう大興奮。ダンス女子の心を一瞬にしてつかんでしまう、緊迫のフラメンコのライブ。感動いっぱいでお店を出ると、すでに夜の10時半。

「お腹すいたね」「予約してないけどテーブルあるかなぁ」

絶対むりそう。なのに、今夜の私たちはついている。何気なくのぞいたイタリアンレストラン。聞けば「ちょうど6人用の丸テーブルが空いてます」って、案内されたのは店の1番奥の丸テーブル。

「めちゃいい場所じゃん」「ワインをボトルで頼もうよ」

イタリアワインにイタリアのモツァレラチーズ。ラザニアにピザ。イタリアづくし(笑)。どれもおいし〜。ここからさらにおしゃべりのスピードがアップ。はっと気がつくと、もう夜中の12時。

「踊りに行こう!」

さくっと立ち上がる。これぞダンス女子。ダンスバーの入口で「女6人だから割引して」「高齢者割引はないのか」とお兄さんに訴え、しっかりまけてもらう(笑)。

この日の音楽はスペインポップ中心。残念ながらセビジャーナスやルンバは踊れなかったけれど、ダンス女子は「踊ってシメ」る。

「うわっ、もう1時過ぎ。地下鉄の最終が〜」

あわててみんなにキスをして、お店を飛び出る。これを逃したら大変。なんとしても乗らねば〜。地下鉄駅に着くと、同じようにマラガ郊外へ戻る人でいっぱい。

「まるで通勤列車」

大賑わい。なんとか夜中の2時に帰宅。もちろんハビ吉はすでに寝ている。音を立てないよう忍び足で、そっと自分の部屋へ。これで13000歩。ってか、踊ってる分がたぶん半分くらい(笑)。

食べて飲んでおしゃべりして、笑って踊って。久しぶりの夜遊び。ダンス女子会でエネルギーチャージ。変わらぬ友情に感謝。みんな、ありがとう〜。Chicas muchas gracias! 

「闇を光に(やみをひかりに)」

「ARIGATOU(ありがとう)」文字が踊る。闇の中でも、私たちの命は光を放つ。暗闇を追い払う。人間力が、闇を光に変える。

みなさま、すてきな1週間を。

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