【一日一作プロジェクト】「魂樹」を作った。朝から電話&メールで凝り固まった頭をほぐしにセントロへ。3週間ぶりにカルメンと待合せ。
「モロッコはどうだった?」「すごくよかったよ〜」
そう、カルメンはモロッコ帰り。それも、あのマラケッシュ。エキゾチック〜。ええなぁ。
「まずは乾杯」「エビからスタート」
皿ではなく、どんと「包み」で出されるのが、この店の特徴。小エビのかき揚げみたいなトルティージャも熱々でおいしい〜。四角い塊はまぐろ。どれもめちゃビールに合う。
「それがすてきな結婚式でね〜」
聞けば、モロッコで行われた友人の結婚式。式の前日、当日、翌日と3日間に渡り、盛大なお祝いが催されたらしい。すごっ。モロッコ料理にモロッコ音楽、ホテルは宮殿のようだし。なんて近況報告。
「ももは?」「ん?手続きに忙しくて。つい1時間前までメールを送りまくってた」
なんちゅー違い。しかし、おいしい料理とビール、友達がいれば。すぐにエネルギーチャージさ〜。大笑いして盛り上がっていると
「ビールのおかわりは?」
と、笑顔でお兄さんが聞いてくれる。「もちろーん」と勢いよく答えたら、丸顔のお兄さん、なんとこの店のオーナーと言うではないか。めちゃ気さく〜(写真)。
料理も雰囲気も最高なのだけど、樽テーブルにスツール(高イス)なので、長居は疲れるかも。あっ、そこがポイントなのか?(笑)回転よくなる?
ランチの後は、アイスクリーム屋へ。ずっと涼しいから、今年初めて。ピスタチオとマンゴーを味わっていると、カルメンがすっと封筒を差し出す。
「これ、プレゼント」「えっ?」
見ればなんと。サルスエラのチケット。懐かしいマラガのセルバンテス劇場。もうずっと忘れてた。昨年の引越しから、怒涛の移動&問題解決でそれどころではなく・・・
「一緒に行こうと思って」「カルメン、ありがとう!」
うれしいよ〜。まだ先だけど、改めてサルスエラレポートします。そして。いつも文化の風を運んでくれるカルメン、ムーチャス・グラシアス!
「魂樹(たまじゅ)」
「ALMA(魂)」「MENTE(精神)」文字が、腕をからませ、伸びる。樹のように。悲しみや絶望さえ、枝や芽、根に変えて。涙さえ恵みの雨にして。「魂樹(たまじゅ)」は育つ。
みなさま、すてきな1日を。