【一日一作プロジェクト】「水のように形を変えて」を作った。フィンランドのバンター空港は、
「まだクリスマスだった」
ムーミンたちに挨拶をし、すっきすきの空港内を小走りし、羽田行きの便に乗り込む。ゲートで見た時から乗客は少なめだったのだけど、いざ自分の席に座ってみたら
「大当たり!3人席をひとりじめ」
最高や〜。今夜はぐっすり眠れそう。ベッドタイムを想像するだけでわくわく。早く夕食を食べて横になりたくてうずうず。ここまで、手続き問題でノンストップだったので
「飛行機の中で、飲んで食べて寝る」
と決めていた。ヘルシンキを出て2時間で夕食タイム。ワイン1本は無料。2本目から1600円(笑)高っ。マラガ空港で購入しておいた
「生ハムとチーズのバゲット」
にかぶりつく。めちゃうま〜。ワインにぴったり。心ゆくまで飲んで食べてくつろいで。映画を1本見たら夜の11時過ぎ。機内が暗くなってくる。
「よーし。寝るか〜」
体をごろりと横にして。気持ちいい〜。なんちゅう贅沢。実は、帰りのチケットをあわてて買うはめになったので、それなりのお値段(こんなに早く日本帰国する予定ではなかった)。でも!
「こうして横になって眠れるならいいや〜」
寝台チケットと思えば(笑)。途中、寝返りを打ちつつも、気持ちよく爆睡。やはり体を完全に横にできると、快適度がまるで違う。13時間の長旅の半分を眠れるなんて。
「ん?んんん?」
目を覚ますと、いつのまにか機内が明るくなっている。どこからか食事のいい匂いが〜。のろのろと体を起こすと
「えっ、羽田到着まであと2時間⁉︎」
うそ。7時間も寝てたんか〜。なんだか心身ともにすっきり。頭も冴えざえ。ものすごい体力の回復ぶり。この調子なら、手続き問題イン・ジャパンも全力で突入できそうや〜。
「水のように形を変えて」
ゆるりするりと。どこにいたって。どんな状況下だって。眠れる限り、大丈夫。睡眠は偉大だ。
みなさま、たっぷり眠って休んで、すてきなゴールデンウィークを。