命舞パーツ・床ペイント

【一日一作プロジェクト】「命舞パーツ」を制作中。朝から晩まで、

「作業室にこもりっきり」

流浪の民で、ルームシェア生活が長く続いたので「こもりっきりになれる」幸せを満喫中。それも、床いっぱいにキャンバス地を広げて。絨毯のように、歩いたり座ったりひざまずいたり。全身でアートとたわむれる〜。

「2年ぶりの大サイズに挑戦」

気持ちがふくらみすぎて、当初の予定よりかなり大きくなってしまった(笑)。まずはざっと構成を決める。おおまかにベースの色を置いていく。最初のインスピレーションを大切に。

「ひたすら思いを形に」

細かいところは、後でなんとでもなる。自分のイメージする「こんな感じ」を一気に、ぶっ続けで描いていく。集中力が切れるまで。たぶん4、5時間。これだけ見ると、

「いったいこの後どうなってしまうのか」

不安でしかない(笑)。ような状態。なんだけども〜。ここからスタートなのが、ももきみどり。自分でも「えっ?」「ええっ⁉︎」「そうなるの?」みたいな。そして最後には、

「そうやったんか〜」

となる。はず。さて。ベースができあがったところで、ひとやすみ。ちょうどお昼。お腹も空いてきた。全体を眺めようと丸イスにのぼった瞬間、とんでもないことに気づく。

「大きすぎて、全体が見えない」

そっか〜(笑)。まずいやろー。これは。どうやって進めていけば?いずれ壁に貼って、全体を見ながら細かく描き込んでいくつもりだったんだけど。今さらながら、

「8畳間サイズの作品を、縦にできる場所」

など、一般住宅にはない。スペインと違い、日本住宅はさほど天井が高くないのだ。なんとか作品を縦にしたい。壁に取り付けたい。全体を見たい。そこで、父に相談。

「どうしよう?」「えっ!これだけスペースを作っても、まだ足りないの⁉︎」

仰天する父を横目に、メジャーを手に家の中をうろうろ。だって。今の自分の思いを込めるには、これくらいのサイズが必要だったんだもん。その後のことなんか考えないじゃん。呆れながらも手伝ってくれるのが父。

「窓がある所、出入口、家具がある所はダメだから〜」「そうなると〜」

可能性はおのずの限られてくる。こんな娘を持って、父は「ボケられない」と言う。かかりつけ医から(付き添いで行くたびに)、

「あまりお父さんに刺激を与えないように」「日常のリズムを壊さないように」

たしなめられている。が、先生は知らないのだ。娘による「寝耳に水」攻撃を、56年間もくぐり抜けてきた父には、独自の「衝撃瞬間吸収システム」が作り上げられている。

「人類は進化し続ける」

その一役を買っていると思うと、安心して「作ったはいいが、どうやって運ぶのか⁉︎」「お父さん、どうしよう〜!」などと叫んでいられる。

みなさま、すてきな1日を。

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