【一日一作プロジェクト】コラージュ用の「文字パーツ」を作った。名古屋レポート・2。猛暑の中で14000歩。へろへろで駆けつけた夕食は、
「東急ホテル」
別世界〜(笑)。しばし、ゆったりロビーで涼を取る。本日、ディナーにお誘いくださったのは、伊藤さんご夫妻。私が19歳の頃「就活アルバイト」をさせていただいたご縁で、日本帰国するたび20年以上、杯を重ねている。
「お久しぶりです!」「元気そうだね〜」
まずはビールで乾杯。伊藤さん、中岡さん(旧姓だけど、私はそう呼び続けている)のいつもの笑顔に癒される〜。
「ももさんは肉だよね?」「ステーキ!」
レストランのおすすめステーキ一択(笑)。ここまで来たら、食べるぜ〜。まずは前菜でスタート。これがビールにぴったり(写真)。あっという間にビールを飲み干し、前菜を丸々皿に残したまま、
「ワインくださーい」「あ、僕も」
2杯目のワインで、再び乾杯。しばし近況報告に花が咲く。ブログを読んでいないおふたりは、私がのぞんでいる「手続き問題」の細かいところは知らないので、
「それでオウム君はどうなったの?」「それが〜」
話し始めるや「ええっ」「はぁあっ⁉︎」と驚きの連続。「もう心身疲弊です」と、鼻の穴を広げながらワインを飲み干す私を、じっと見つめていた伊藤さん。
「にしても、元気だよね。いつも。心労とは縁がなさそうな顔してる」
ま、まぁ、おふたりとこんなすてきなディナーを前にしたら。またたくまにエネルギーチャージ。全身から幸せオーラが〜。
「今、実家の2階を改造して、3メートルの絵を描いてるんです」「えっ、3メートル?」「どんなの?」
スマホを差し出すも、作品全体が画面ギリギリに収まっているので、細かい部分は何を描いているのかわからない。さらに、画面タッチで大きくすると、全体とのつながりがまるでわからない。全体のバランスを見るためにも、
「壁に貼り付けて描き進めたいんだけど、玄関の吹き抜けスペースしかなくて」「お父さんもご苦労なさるね」
すぐに父に寄り添う伊藤さん(笑)。とは言いつつ「どんどん進んで行ってよ。それがももさんだから」。しっかり背中を押してもらう。調子に乗ってワインを飲んでいたら、
「あの〜、かなり飲まれているので、飲み放題プランにした方が」
と教えてもらう。「今さら変更できるの?」「できます」「おぉお〜」。だったら気兼ねなく。せっかくだから、デザートも赤ワインで。それもフルボディの(笑)。
「ももさんはめちゃくちゃでいいから、とにかくやり切って。生き抜いて」
思えば、30年以上。そうやって背中を押し続けてくれた伊藤さん、中岡さん。おふたりが、仲よく寄り添う姿に元気をもらう。互いが互いを思いやる、つがいの鳥。私もかつては、あんな風に暮らしていた。あの生活が懐かしい。それでも、
「天は私に羽を与えた。大空を飛ぶための」
つがいの鳥だった頃にはなかった羽が。今の私には生えている。何かを失い、何かを与えられる。人生はその連続。今は、この強靭な羽をパートナーに、進んでいこう。(名古屋レポートは明日に続く)