【一日一作プロジェクト】「大画2024」を制作中。いよいよベースが完成。これから、
「細かいところを描き込んでいく」
まずは全体のバランスを見たい。壁に貼りつけて。床に置いて描くメリットはたくさんあるのだけど、どうしても作品の上部(自分から遠い方)が小さく見える。何より、全体を眺めるにはイスに登るしかない。
「1日に100回くらいイスの登り降り」
をしているので、この暑さでいつかこけそう〜(笑)ふと気がゆるんで。それにやはり、作品は「立ち上がって」こそ。命を吹き込まれ、自らの力で呼吸し始める。
「眠っていた龍を起こすような」
最初の衝撃。こちらに襲いかかって来るような。迫力。激しい息づかい。その強烈なインパクトは、作者である私たちが、誰よりも先に体験するものだ。さて。壁に貼るのは決定事項とはいえ、
「問題はどこに吊るすのか?」
3メートル平方。タテもヨコもある。再び、巻尺を手に家の中をうろうろ。明日はなんとしても床から壁へ大移動。なので、真剣。必死。第一候補は「吹き抜け」スペース。なのだが、改めて測り直してみると、
「縦は入るが、横幅が足りない」
ぎょえ〜。まずいやん。そこで、第2候補の「1階の作業場」を、再び測り直す。こちはらこちらで、
「横は入るが、高さが足りない」
なんなん。やはり、3メートル平方の作品が貼れる壁など、一般家庭にはないのだ。それでも、どちらかといえば後者かなぁ。横が入れば、壁いっぱいに作品を吊り下げ、
「下の部分は床にべらーんと置いておける」
実際は、壁でなく仕切り戸(元ふすま)なんだけど、その上に板を立てかければ壁になる。さっそく父に相談すると、
「いいけど、どこから出入りするの?」
そう。それが問題だ。仕切り戸4枚が作品に覆われてしまうと、奥の部屋への通路がふさがれてしまう。一応、計算上ではわずかに隙間ができる予定。巻尺片手に測ってみると・・・
「40センチあれば、通れるよね!」
体を横にすれば(笑)私たち痩せてるし〜。生活動線を容赦なく断ち切る配置。ではあるが、唯一の可能性なのだ。9月には描き終える予定なので、
「1ヶ月だから、よろしくお願いします」
56年間も「寝耳に水」を入れられ続けている父は、もうほとんどのことでは驚かない。「わかった。いつでも声をかけて。手伝うから」と、高校野球を見に笑顔で去っていった。父は知っているのだ。
「娘に相談はない。全て決定事項である」
ということを。さて。「布アート」用に新しく買った素材、4色の布を千夏さんに宅配で送る。暑い中、千夏さんおつかれさまです。コンビニから荷物が送れて日本は便利だなぁ(マラガにはコンビニなし)。猛暑が続くけれど、
「そろそろ毛糸を物色しなくては〜」
見ているだけで、もう暑い(笑)。今年はもふもふニットの「もも衣」をどうしても作りたい。とはいえ、かわいい毛糸ってめちゃ高くて1巻1500円とかする。私のアクリル絵の具より高いんか〜。もう少し涼しくなったら、毛糸を買いに行こう。
今日も猛暑。新記録更新中。みなさま、お身体を大切に。すてきな1日を。