中画・オクラ

【一日一作プロジェクト】「中画」を制作中。朝食が終わると、2階の作業室へ。

「上におるでね〜」

父に告げて夕方まで引きこもり。あとはランチに降りるのみ。場所が変わると、すっと気持ちが切り替わる。ぱちんと集中のスイッチが入る。

「作業場が持てる幸せ」

しみじみ〜。流浪の民の2年間は、寝室ひとつで生活。なんせ汚すことができないので、ハガキサイズの作品しか作れなかった。そのせいで(おかげで?)、

「弾けたようにサイズアップ」

立って動いて、全身で描きたい〜。この中画(180×90センチ)は、ほんとペイントしやすい。絵の具を乾かしながら、4作を同時進行。ずらりと4枚を壁に並べて。さらに今週から、

「3メートルの大画もペイント再開」

これから「脚立」を買いに行ってくる予定。「足場脚立」といって、1メートルくらいの足場のついた横に移動できるタイプ。これさえあれば〜。雨もこれで去ってくれそうだし。庭に出ると、

「オクラがじゃんじゃん」

今年は大豊作。まだまだ採れそう。こんなにかわいらしい花が〜。15センチの苗がここまで大きくなるとは驚き。きゅうりの後は、ひたすらオクラ。採れる限り食べ続ける。のが、家庭菜園ライフ。

「だめだめ〜」「ぷぷぷっ」

父とココが、なにやらテーブルで作業中(遊んでる?)。私が2階で引きこもり制作中、父にココを任せて。思いがけず「オウムの世話」が、父のルーティンに加わる。

「孫ができたみたい〜」

と、めちゃ甘(笑)。何をしても叱らないので、私がまとめて叱る役。「ココ!NO!」とびしっと教え込んでいると、なぜか父が、

「ごめんなさい」「もう、しません」

って。なんでお父さんが〜(笑)。「甘やかしすぎだよ」と言いかけて、はっとする。思えば私もそうやって、

「たくさん許されてきた」

この歳になるまで。ほんと、やりたい放題だったではないか。とりあえず、父とココが仲よしならそれでよし。たぶん、家で1番一緒にいる時間が長いのは、父とココ。私は制作や外出で消えてしまう。

「ココちゃん、お腹すいた?」「ひゅーいっ」「ぶどう食べる?」「ぷぷっ」「暑くない?」「やっほー」

不思議な2人の世界が、築かれつつある。ココは、日本語はわからない。私もベラもスペイン語で話しかけていたし、父の日本語をどう感じているのか。音楽みたいに聴いているのかな?

いよいよ大雨も終わり。そろそろ青い空と太陽が見たい。みなさま、すてきな1週間を。

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